第２０２話 豪炎寺家 ページ46
豪炎寺にとって、心を揺るがすような出来事のあった数日後
避け続けていた問題が迫り、豪炎寺はプレーにも集中しきれなくなっていた
坂本「修也」
豪炎寺「A…どうした」
坂本「先ほど、フクさんから電話があった。今夜一度家に戻ってきてほしいそうだ」
豪炎寺「！…分かった」
Aの頭にポンと手を乗せ、部屋に戻って行く豪炎寺
坂本(とうとう、本格的に動き出しましたか…)
翌朝、宿舎へ戻ってきた豪炎寺の様子を見て
Aは彼に何があったのかを確信した
そんな中、虎丸と豪炎寺は連携技習得のため特訓を開始
坂本(…一度、俺もちゃんと話をしておくべきだな)
豪炎寺の様子を見ながら、先ほど響木から伝えられた豪炎寺のイナズマジャパン脱退の申し出の件を思い出し
Aはどこかへ連絡を入れた
坂本(もう奪わせやしない。もし駄目なら、その時は俺が……)
覚悟を決めたAの瞳が、豪炎寺から空へと移った
その晩、Aはある場所へと向かった
その場所とは、豪炎寺の自宅があるマンション。目的地はもちろん、豪炎寺家の部屋
ピンポーン
インターホンを鳴らせば、少しして家政婦のフクが玄関を開けた
坂本「こんばんは」
フク「お久しぶりです、Aさん」
夕香「だれー？あ！Aおねーちゃんだ！！遊びに来てくれたの！？」
靴を脱ぎ、フクの出してくれたスリッパに履き替えたAは
嬉しそうに駆け寄ってくる夕香の頭を撫でて微笑む
坂本「少し用があってね。夕香ちゃんも元気そうでよかった、学校はどう？」
夕香「すっごく楽しいよ！今日もいーっぱい遊んだんだ！あ！国語のテストで１００点とったんだよ！昨日は算数で１００点とったの！」
坂本「凄いじゃないか、勉強頑張ったんだね」
夕香「うん！分からない所もあったけど、フクさんが教えてくれたんだよ！」
坂本「そうなのか、良かったな」
フク「Aさん、旦那様はもうお帰りになられてます」
少し言いにくそうに、心配そうに言うと
Aは“分かりました”と頷き、彼の部屋へと向かう
彼女が何の用で来たのか、事前に連絡を受けていたフクは知っているようで
その背を心配そうに見ている
夕香「フクさん、Aおねーちゃんどうしたの？」
フク「久しぶりに、旦那様とお話したいそうですよ。さ、夕香ちゃんはお部屋に戻りましょうね」
夕香「はぁーい」
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リーヤ - 一人称が俺…ここまで読んでみたけどまだ俺なんですか… (2020年5月20日 1時) (
レス) id: 83002b8c6f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - やはりオチは豪炎寺になるんでしょうか？流れ的に！ (2019年11月24日 19時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - アメミヤ♪さん» いえいえ、こちらこそです！ 更新頑張ってくださいねっ！！ (2019年11月23日 20時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
アメミヤ♪(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ご指摘ありがとうございます！！ひえっ！お勧めしていただき感激です！！そしてお友達にもありがとうございます！！！ (2019年11月23日 19時) (レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - またまた失礼します。 必殺技『グングニル V2』が『グングリル V2』になってましたよ〜 友達にも勧めさしてもらいました！ 見たら、『面白い！！』と言っていました。 (2019年11月22日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月6日 19時
