神の愛し子 7【東リべ】

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イザナ「……血の繋がりが無いなら、オレは孤独なんだよ」






『だから、救いようねぇってか？





ふざけんな












ふざけんなよ馬鹿野郎










イザナには“家族(私たち)”がいる









鶴蝶が居る。オマエに憧れて着いてきた奴が居る。







そいつらの事は考えねぇのかよ。』











話しながら懐から飴玉を出して2人に食べさせる。









『嫌なんだ。嫌なんだよ。









もう“家族”を失いたくない。』







イザナを抱き締めてそう言う。










イザナ「…オレ、は、家族…なのか？」





『そう。家族。






マイキーも、真一郎も、エマも、じっちゃんもそう思ってる










だから血の繋がりなんか気にすんな』






イザナ「……ぅ、ぁぁああ”あ”」






あやべ、イザナが泣いてしもた








『……これにて関東事変 東卍の勝ちで終了ってことで。』






マ「……なんで来たんだよ」




『…何ででもいーっしょ。













所で稀咲、半間』





マ「稀咲だけは絶対許さねぇから」








半間「逃げんぞ」





『逃げんなおいコラ』






バイクのタイヤに向かって使い捨ての警棒を投げる





上手い具合に引っかかってズドーンとバイクが倒れた






イザナを離して、2人に近寄る










蹲る2人の近くにしゃがみこみ、








『エマの事殺そぉしたんぜってぇ許さねぇから








それと、好きな人の為に他の人を殺したり利用したりすんな。“自分”で何とかしろこの馬鹿眼鏡野郎。






はい、てなわけで















関東事変、東卍の勝利






解散






警察くるからさっさと帰れ！！！』







マ「A、オマエ帰ったら１回説教な」





『なんで！』





マ「怪我したくせに何で来たんだよこんのバカ！！！！」





『煩いよ！！！
せっかく隊員達にカッコつけて“狐”だってこと言ったのに！！！！結局見せ場無しなんだよ！！少しでも格好良いとこ見せたいんだよ！！！！』





マ「そんなんどうだって良い！！！Aはまず自分を心配しろ！！！！！バカ！！」






『やだよ！！自分より友人に決まってんだろボケ！！』





マ「友人心配するなら自分を心配しろ！！！




俺らはAに無事でいて欲しいんだよ！！！」





『っ……』






そう言われると何も言い返せない


















ド「オマエら、帰るぞ」







「『ハイ』」




圧凄かった

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