244 ページ45
･
てかさ、椿さんってさ、何歳なんだろ
めっちゃお兄ちゃん属性なんだよ
だって、今
椿さんの膝の上に座って頭撫でられてる
目細めて、優しい顔で見てくるんだよ
絶ッ対弟か妹居るだろ！！
そうそう、椿さん 頬に大きな傷がある
あと、鎖骨と鎖骨の間？に多分長方形のタトゥーが入ってる
ちらっとしか見えないから分からんけど
あ、今はね、どっかの会社の最上階
「社長室」に居ます
はい。椿さんはどっかの会社の社長でした。
そら命狙われるわ
『あのー、椿さん
護衛終了する時間って…
椿さんが帰宅する時までですか？』
椿「んー、俺の気が済むまで？」
『はい？』
椿「冗談冗談。
ま、夜遅くまでじゃないから安心して」
『あ、そーなんですね』
じゃあ今日は授業に出れない、と。
てか、お腹空いた
椿「あ、そーだ。ちょうど昼だし
どっか食べに行こうか」
『いえ…えっと…』
椿「駄目？」
『いや、あの…』
椿さんは身長180ぐらいあるのか、私が膝に座っても椿さんの方が高い
そんな椿さんが首をこてんと傾げて尋ねてくる
椿「嫌？」
『嫌…ではないんですけど…』
こんな真昼間に社長とヒーローが出歩くって…
不自然じゃね？
椿「んじゃ、俺のオススメ食べに行こ〜」
『えっ、いやあの！』
椿「じゃ、俺昼飯食べて来るから、後よろしく」
「はい、畏まりました」
『えっ、あの、椿さんっ』
急に立ち上がって、私の腕を引っ張って、社長室を出て行く
扉の前に控えていた秘書さんに昼ご飯食べに行く事を伝えてエレベーターに乗り込んだ
『待って下さい椿さん、』
椿「ん、なぁに？」
……声、甘いんだが。
じゃなくて
『私は護衛として貴方と居るんです、ご飯食べるために護衛してるんじゃないんです
昼ご飯は適当に食べて、椿さんの護衛するんで、椿さんだけで食べててください』
椿「俺が一緒に食べてぇの」
『それでもです』
椿「なんで？」
『え』
椿「リーアは俺と飯食べたくない？」
『え』
椿「俺と飯食わなかったらコンビニとかによって飯買うの禁止。俺が食ってる間ずっと隣に居ること」
『御一緒させて下さい』
昼飯抜きはきちぃ
椿「よし、じゃあ行こっか」
『はい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
焔(プロフ) - リィさん» あ！！！それだ！！！アレにしようかしら！？！！(します) (2021年11月1日 18時) (
レス) id: 5807d3d23e (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 書き忘れ〜代案と言っちゃなんだけど虹彩認証にしてはいかがですか？目の中のアレですアレ！（どれ） (2021年11月1日 17時) (レス) @page8 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 声認証はやめたほうがいいと思う…風邪引いたらもうアウト…めちゃ面白くて大好きです！結構楽しみにして待ってます！！！更新頑張ってください！ (2021年11月1日 17時) (レス) @page8 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：焔 | 作成日時：2021年10月29日 12時
