１８１話 幻のゴースト ページ8
ユ「男爵、女の子に向かってなんて事を言うんだ！お前はそうやっていつも余計な一言を言うから周りから避けられるんだ！」
血「お前こそ、一言余計だろう。私に向かって何という口の利き方と態度を＿＿」
ユ「今すぐピーブズを回収して来い！じゃないと、ヘレナに言い付けるからな！」
俺にそう一喝された男爵は苦々しい表情で俺を数秒睨みつけた後、苛立ちながらも言われた通りにピーブスの回収に向かった。その一部始終を見ていたハリー達や周りのゴースト達は呆気にとられていた。そこに【ほとんど首無しニック】がやって来た
ニ「おやおや、A。またもや【血みどろ男爵】を説き伏せたのですか？」
ユ「教育だ。女を泣かせる奴は最低だからな」
俺の言葉にハリーとロンは思わず顔を見合わせて苦笑した。１年前の今日、全く同じセリフを自分達も俺に言われた事を思い出していたのだ
ニ「所で、何の話をしていたのですか？」
【ほとんど首無しニック】が焦げた料理を食べながら言った。ニックはハリーにも料理を進めたが丁重に断られていた。此処にある食べ物は生きている者の口に合うシロモノでは無かったからだ。ニックの問いに俺は答えた
ユ「別に、取り留めも無い話だったんだけどよ。ホグワーツには昔、今よりもゴースト達が沢山居たって話を男爵が教えてくれて」
ニ「えぇ、その通りですよ。長年此処でお世話になっている私でも、１度も会わずにいたゴーストなんかも居ます。中にはゴースト達の間で幻の存在として語り継がれている者もおりますしね」
ロ「幻のゴースト？何それ」
此処に来て、漸く楽しめそうな話題が上がった事にロンが興味を持って尋ねた。俺も、【本にそんな事、書いてあったか？】と内心首を傾げたが、黙ってニックの説明を待った
ニ「昔＿＿僅か数名の人物にしか見えなかった幻のゴーストがおりました。名を“ユウ”と言って、Aと性格が似ており東洋の顔つきをしたゴーストだと伝えられています」
ユ「えっ・・・」
俺は聞き覚えのあるその名に驚き、手に持っていた本を落としてしまった
続く (更新停止中)
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りあ(プロフ) - もうこうしんされないのでしょうか、、？待ってます！ (2022年10月30日 17時) (
レス) @page8 id: 2821336846 (このIDを非表示/違反報告)
テルル - 良かった、ちゃんと待ってます。お時間の許す時に更新なさってください！ (2020年1月16日 20時) (レス) id: ba9be840bd (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - テルルさん» 有り難う御座います!只今仕事の関係上、更新できなくなっておりますのでもう暫くお待ち下さい〜(*-ω人) (2020年1月15日 19時) (レス) id: 9913763869 (このIDを非表示/違反報告)
テルル - 面白いです！更新待ってます！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: d1e533b9b5 (このIDを非表示/違反報告)
幸政(プロフ) - カズさん» 有難う御座います！皆様の応援で頑張って小説を書いていきたいと思います♪ (2019年3月1日 7時) (レス) id: 5cc66da00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2019年2月19日 0時
