１８０話 何故触れる事が出来る？ ページ7
ユ「男爵の躾が悪い。何とかしてくれ」
血「私のせいにするな。私に被害が来なければ何の問題も無い」
ユ「最低だな。良いから一緒に来いよ。ほらっ(パシッ」
そう言って男爵の手を掴めば、男爵は驚いた様な表情をした
血「お前・・・何故私に触れる事が出来るのだ？」
ユ「え？あぁ・・・只の薬の効果だよ」
血「薬・・・？」
ユ「そう、俺が作った薬。その薬の効果でゴーストに触れる事が出来るんだ。時間は２４時間。逃げ様としても無駄だぜ」
血「・・・流石は、レジスタンス家の末裔だな」
ユ「お褒めの言葉をどうも」
男爵を引き連れてハリー達の元へ来ると、３人は助かったと言わんばかりに表情を輝かせた。しかし俺の後ろに立つ男爵にギロリと睨まれれば、全身に鳥肌が立つ位寒気が走った
ユ「今晩は、マートル。何をそんなに泣いているんだ？」
マートル「A・・・彼女が私の事を揶揄ってたの。陰口を言って笑ってたの」
滝の様に流れていた涙を止める事無く恨めしそうにハーマイオニーを睨みながら女子生徒のゴーストは言った。ハーマイオニーが困った様に俺を見た
ユ「ハーマイオニーはそんな事をする奴じゃない。きっと、ピーブズがまた口から出まかせを言ったんだ(睨」
俺と男爵の登場に慌てて逃げ出そうとしていたピーブズを一睨みすると、ピーブズは【ヒィッ！】と情けない声を出した。ピーブズが俺に逆らえない事は去年から常に知っていたハリー達は、ほんの少しピーブズに仕返しが出来た様で嬉しくなった。しかし、被害妄想が止まらないマートルが納得する事無く言い返した
マートル「嘘よ・・・どうせAも、【血みどろ男爵】と私の悪口言ってたんでしょ」
ユ「違う。俺と男爵はただ昔学校に居たゴースト達の話をしていただけで＿＿」
血「誰が貴様の様な呻き屋の話などするか」
ユ「おい！(ドカッ」
血「ぐっ！」
口を挟んだ男爵の容赦無い痛烈な一言を聞いたマートルの瞳からは、眼鏡が流れ落ちそうな程の涙が溢れてきた。そしてそのまま逃げる様にしてマートルは地下牢を出て行った。そして、その後を追い打ちをかける様に
ピ「ニキビ面！ニキビ面！」
と言いながらカビだらけのピーナッツを投げるピーブスが追いかけて行った
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りあ(プロフ) - もうこうしんされないのでしょうか、、？待ってます！ (2022年10月30日 17時) (
レス) @page8 id: 2821336846 (このIDを非表示/違反報告)
テルル - 良かった、ちゃんと待ってます。お時間の許す時に更新なさってください！ (2020年1月16日 20時) (レス) id: ba9be840bd (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - テルルさん» 有り難う御座います!只今仕事の関係上、更新できなくなっておりますのでもう暫くお待ち下さい〜(*-ω人) (2020年1月15日 19時) (レス) id: 9913763869 (このIDを非表示/違反報告)
テルル - 面白いです！更新待ってます！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: d1e533b9b5 (このIDを非表示/違反報告)
幸政(プロフ) - カズさん» 有難う御座います！皆様の応援で頑張って小説を書いていきたいと思います♪ (2019年3月1日 7時) (レス) id: 5cc66da00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2019年2月19日 0時
