えっと.....私は監督生ですｯｯｯ!!!(仮)【ツイステッドワンダーランド】 (ページ3)

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3話ページ3

「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ！だから代わりにオレ様を学校に入れろ！魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ！」

ｿﾞﾜｿﾞﾜｿﾞﾜｯ

首筋に悪寒が走った。

待って、嫌な予感がする。

そう思った瞬間

？「伏せろ！」

大声でそう言われた瞬間

「ん“な“～～！！」

とグリムの叫び声と共に青い炎がこの場を包んだ。

「うわあ！！あちちちっ！尻に火が！」

「このままでは学園が火の海になります。誰かあの狸にを捕まえてください！」

？「チッ、かったりぃな」

？「アラ、狩りはお得意でしょ？まるまる太った絶好のオヤツじゃない」

？「何で俺が、テメェがやれよ」

え、この状態でよくのうのうとしていられるなぁ.....驚きだわ.....俺はパニックで動けない。正確には驚きすぎたのと火への恐怖で腰を抜かしてしまった。よそ見をしていると急に炎が俺の方へと近付いてきた。

恐怖で声が出ない、動けない。迫り来る炎の恐怖に目を瞑っていると.........急にふわっと体が浮いた。

？「おい、新入生。大丈夫か？」

そう言って俺をいわゆるお姫様抱っこで助けてくれた赤髪の人が尋ねてきた。

『へぁ......だ、大丈夫です.....』

呆気にとられながらも大丈夫だと告げた。

ん？お姫様抱っこ........！？

あわあわなりながらその人は俺をそっと下ろし

すぐに炎の場所に行ってしまった。

そういえばありがとうって言えてないよ........
さっきまでの状況に呆気にとられた状態でいると近くから大声がして驚いた。

？「クロウリー先生、おまかせください。いたいけな小動物をいたぶって捕獲するという、みなさんが嫌がる役目、この僕が請け負います」

？「さすがアズール氏、内申の点数稼ぎキマシタワー」

？「なぁ、誰か俺のケツの火消してくれてもよくね！？」

「みなさん、私の話聞いています！？」

？「はぁ…狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろ、センセー」

「オレ様は狸じゃねーって何度言わせるんだゾ！偉大なる魔法士になる男･グリムとはオレ様のことだゾー！」

「威勢のいい小動物ですね。リドルさん、お願いできますか？」

「違反者は見逃せないからね。さっさと済ませるとしよう」

へぇ、さっきの人はリドルさんって言うんだ。というかこんな状況で色んな人はいるんだなって思いました。Aです。

サッと動き出すリドルさん。

俺は離れた所で見ていることしか出来なかった。