玖拾玖ノ話 ページ50
ギャン
ー星の呼吸 捌ノ型 星点の夜空ー
ドン
実弥「ボケッとすんじゃァねぇ!!ブチ殺すぞォォ!!」
ー流流舞いー
このままだと他の柱たちも私も夜明けまで持たない
私もいくら毒に対しての耐性があろうと、いつ回ってくるかわからない
無惨「!?」
バシュ
伊黒「!?」
実弥「くそが!!」
なんだこれは!?
ヒュカ
ドシャ
これは…猫？
なんで猫がこんな所に…
ズズズ
実弥「おおっ？」
ヒュヒュン
実弥「何か知らんが通りすがりの猫に助けられたぜェ!!」
!!急に体が楽になった
回り始めてたのが治まったのか
無惨「またあの女…珠世の差し金か。私の細胞破壊を止める血清のようなものまで…無駄な足掻きをするな!!潔く死ね亡者共!!」
ガヒュガヒュガヒュガガヒュヒュ
ガヒュガヒュ
また動きが速くなった
!!!あれは…師範失神しかけてる!?
そうか、握力をあげるために力を使ったせいで酸欠が起こってるんだ
いや、助けに行かないと!!
実弥「伊黒ーっ!!」
ギュル
間に合わな
ガヒュン
『!?』
義勇「!?」
なんで飛んでるの!?
義勇「伊黒!!」
『師範!!』
ヒュン
ヒュカ
無惨「!!」
!!あれは…誰が斬ったんだ？
柱のうちの誰でもない切断面
ギュル
ビチ
ヒュカ
!!
善逸「いだァァ!!やだァァもォォ!!」
カナヲ「くっ…」
伊之助「いっ…てェェェ!!この糞虫が!!」
『三人共!!』
悲鳴嶼「!!お前たち生きていたか…!!」
伊之助「死んでたまるかボケェ!!あと俺この紙いっぱい持ってるからな」
バラーン
わっ、凄い量だな
伊之助「いっぱい拾ってきたんだぜ!!何枚切られても山程あるんだよテメェの攻撃なんざ…うわいィィ!!」
無惨「無駄口をきくな!!」
!!師範が斬った!!
ビキキ
ズズ
!!再生が遅くなってる!!
実弥「遅い!!赫い刃で斬られると無惨でさえ再生が遅くなる」
すう…
カナヲが消えた
あの札を貼ったら透明になるんだよね
善逸「ひいいい!!」
ー花の呼吸 肆ノ型 紅花衣ー
ー雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃ー
無惨「つまらぬ小細工ばかりするな!!蠅共が!!」
ー蛇の呼吸 参ノ型 塒締めー
なるほど
握力を加えたら赫刀になるのか
でも、私の握力じゃ無理な気が…
ガチィン
!!悲鳴嶼さんの刃が赫くなった
ビュン
無惨「!!」
バゴッ
無惨「……」
実弥「冨岡ァァァ!!受けろォォ!!」
義勇「!?」
ガチィン
ジジ
!!赫くなった!!
そうか合わせればいけるんだ!!
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いぐろ - この作品スゴク面白い！ (2020年10月18日 14時) (
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作者名：紅玲
| 作成日時：2020年10月12日 23時
