伍拾肆ノ話 ページ5
妓夫太郎「ん?んん?んんんん?ひひっひひひっやっぱり毒効いてるじゃねぇかじわじわと。効かねぇなんて虚勢はってみっともねぇなああ。ひひひっ」
宇髄「いいや全然効いてないね。踊ってやろうか」
『だって痛くも痒くもないもん。しんどくもないし』
ザッ
宇髄「絶好調で天丼百杯食えるわ派手にな!!」
ドギャッ
!!後ろか
ザッ
妓夫太郎「俺の妹を蹴るんじゃねえよなあ」
妹「この糞野郎共!!」
ドドドン
うぉっ、宇髄さんの相変わらずすごいな
妹「ギャッ…」
グン
!!頸を斬った!
え、でも宇髄さん刃の方持ってるよね?
すご
ミチィ
ガキィン
妓夫太郎「ッ…」
宇髄「チッ……こっちは仕留め損なったぜ」ギュルンギュルン
やっぱり…
『宇髄さん、やっぱりそういう事なんですね』
宇髄「ん?ああ、お前もわかってるんだな」
妹「うううう!!また頸斬られたぁ!!糞野郎!!糞野郎!!絶対許さない!!悔しい悔しいなんでアタシばっかり斬られるの!!ああああわあああ」
妓夫太郎「……お前らもしかして気づいてるなぁ?」
宇髄「何に?」
『何が?』
妓夫太郎「……気づいた所で意味ねぇけどなぁ。お前は段々と死んでいくだろうしなぁあ。こうしている今も俺たちはジワジワ勝ってるんだよなああ」ボリボリ
ただ私もいつ回ってくるか分からないんだよな
「それはどうかな!?」
!?
伊之助「俺を忘れちゃいけねぇぜ。この伊之助様とその手下がいるんだぜ!!」
妓夫太郎「何だ?コイツら…」
パラ
!!
ドン
炭治郎…皆無事だったんだ
妓夫太郎「下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねぇからなあ。全員死ぬのにそうやって瞳をきらきらさすなよなあぁ」ボリボリボリボリ
んー、死ぬかあ
宇髄「勝つぜ。俺たち鬼殺隊は」
『簡単に死ぬとか言われたくないなあ』
妹「勝てないわよ!頼みの綱の柱が二人共毒にやられてちゃあね!!」
炭治郎「!?」
宇髄「余裕で勝つわボケ雑魚がァ!!毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ。人間様を舐めるんじゃねぇ!!それに俺が回ってようがコイツは回ってないんだぜ?」
宇髄「こいつらは三人共優秀な俺の”継子”だ。逃げねぇ根性がある」
伊之助「フハハまぁな!」
宇髄「それにコイツも継子で柱になったやつだしな!!あいつの継子だ!強いに間違いねぇ!手足が千切れても喰らいつくぜ!!」
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いぐろ - この作品スゴク面白い! (2020年10月18日 14時) (レス) id: abcdb48192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2020年10月12日 23時