伊黒小芭内の継子は鬼殺隊のみんなに愛されています/弐(鬼滅の刃) (ページ33)

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捌拾弐ノ話ページ33

ドム

ゴロゴロゴロ

玉壺「……！？」

はあ…はよ消えて

私たち炭治郎助けに行かないとダメなんだからさ

玉壺「くそオオオ!!!あってはならぬことだ!!!人間の分際で!!!この玉壺様の頸をよくもォ!!悍ましい下等生物めが!!貴様ら百人の命より私の方が価値がある。選ばれし!!優れた!!生物なのだ。弱く!!生まれたらただ老いるだけの!!」

「つまらぬくだらぬ命を私がこの手!!神の手により高尚な作品にしてやったというのに。この下等な蛆虫共…がっ」

パガガガガ

無一郎「もういいからさ早く地獄に行ってくれないかな」

バラ…

鉄穴森「時透殿!!星香さん!!大丈夫ですか！私にはもう何が何やらわかりませんでしたよ」

『私は大丈夫だけど無一郎は…？』

無一郎「大丈夫大丈夫。すごく今気分がいいんだ、それにすぐ炭治郎たちの所へ行かないと」

鉄穴森「星香さんと比べてもですけど、顔色がものすごく悪いんですが本当に大丈夫ですか？」

無一郎「全然大丈夫だってば。僕のはなしきいてる？」

ハァハァハァハァ

ん？あれ？これは

鉄穴森「んっ？何かハァハァして……体も震えていませんか？ちょっとあなた…」

無一郎「いいからさ、きみはこてつくんのところへいってくれないか…おえっ」

ゲボ

鉄穴森「泡吹いてますよ!!」

バタン

『え！？ちょっと！？無一郎！！？』

鉄穴森「うわあああ時透殿ーっ!!!」

『あー、どうしよどうしよ！』

鉄穴森「…星香さん」

『ん？はい』

鉄穴森「時透殿のことは任せて竈門君の所へ行ってください！」

『……わかりました！あとはよろしくお願いします！』

ヒュん

早く行かなければ…！

……！

ドンドドドン

!!何だこの音

『!?蜜璃ちゃん！！』

炭治郎「A！来ちゃダメだ！！」

!!

ー星の呼吸壱ノ型千流星蓮ー

『…で、これは一体…！』

やばいやばい、これ蜜璃ちゃん動けないからやばいよ

『炭治郎たち!!蜜璃ちゃんを他の場所へ移動させて！ここは私が止める!!』

炭治郎「!!わかった！」

ー星の呼吸捌ノ型星点の夜空ー

炭治郎・玄弥「「ぐわあああ」」

ドオッ

炭治郎「立て立て立て次の攻撃来るぞ」

玄弥「わかってるっつーの!!」

炭治郎「今はAが止めてくれてる！その間に甘露寺さんを守るんだ!!Aと共に一番可能性のあるこの人が希望の光だ!!この人とAさえ生きていてくれてたら絶対勝てる!!」