［ツイステ］私は今日も普通に過ごしていたはずなんですが。 (ページ7)

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Part6 ページ7

リ「そろそろ歓迎会は終わりだ。案内係は準備を。」

ケ・ト・「「『はい、寮長。』」」

『えーっと……これから新入生たちの部屋を案内します。みなさんの部屋は1、2年生の間は寮長、副寮長でない限り四人部屋です。部屋を案内するので各自しっかり付いてきてね〜。』

ト「お前、やればできるじゃないか。」

『え、それ褒めてるんですか？』

ケ「褒めてるに決まってるじゃん。オレもAちゃん人をまとめたりするの向いてると思うんだけどねぇ。」

『え？まじですか？私無理な気がするんですけど。』

ト「これはAに副寮長になってもらっても安心だな。」

『いや、今回見ただけで安心しないでください。私パニックになったら大変なことになりますよ？要領悪いし。』

ト「って言っときながらお前冷静だしなあ。」

ケ「しかも結構要領いいよね。」

『リドルにも要領いいって言われたんですけど……。』

ト「お前要領いいから言われて普通じゃないか？」

『嘘だあ。あっ、ここがこの4人の部屋で、次……ここの部屋がエースくん、デュースくんたちの部屋だね。それであっちが……。』

ト「やっぱりA人をまとめるのに向いてるよな？」

ケ「うん。めっちゃ向いてると思う。なんで役割何もやらないかな〜？」

『はい。こんな感じだけど、部屋覚えた？……よし、ほんじゃあ今日はみんな疲れてるだろうし部屋で休んでくれていいよ。またね〜。』

ト「お前全部1人でやったじゃないか。すごいな。」

ケ「さすが先輩になっただけはあるねぇ。」

『え、ありがとうございます？』

ト「なんで疑問形なんだ？(笑)とりあえずリドルのところに戻ろうか。」

ケ「リドルくんにAちゃんのこと報告しないとね〜♪」

『え、え、ちょっと。報告ってそんなのしなくていいですよ〜！』

ケ「Aちゃん頑張ってたんだし、良くない？」

ト「ああ、お前ものすごく頑張ってたからな。俺たちは何も手を貸してないぞ？」

『え、1人で全部やってないですよ！』

ーリドルの部屋
コンコン

ト「失礼します。」

ケ「失礼します〜。あ、リドルくん！聞いて聞いて！」

リ「なんだいケイト。騒がしいね。」

ケ「Aちゃん1人で全員の部屋の案内してたんだよ〜！すごくない！！？」

リ「ほんとかい？A。」

『別に1人でやったわけじゃないんだけどなぁ。先輩たちがいなかったら緊張して案内できなかったと思うし。全部1人で頑張ったわけじゃないと思うけど……。』