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MTC8 ページ9

左馬刻「ハッ、笑わせんじゃねぇ。それをどうこうすんのがテメェの役割だろうが。それともちょっと見ねぇうちに悪徳警官の名前は地に落ちたのかよ。それにな……舎弟のことも諦めろだ?俺様の手下が窮地に陥ってんだ。テメェが動かねぇでどうすんだ。」

「なにより、今回の件では俺自身もコケにされた。よりによって、ヒプノシスマイクを理由にして、な。このまま指くわえて見てるわけにはいかねぇんだよ……!」


キュイン


!?ヒプノシスマイク!?


まさか……銃兎というやり合うつもりなの?


銃兎「っ!ヒプノシスマイク……!俺相手に、正気か?」


左馬刻「正気じゃねぇのはテメェのほうだろうが。オラ、テメェもマイク出せや」


銃兎「……上等だ。これだけ言っても聞かないんだったらどうなっても文句ねぇよな」


キュイン


銃兎「俺のリリックで頭冷やしやがれ!」


いや、これどうすんのよ


私止めてもいいけど、なんかなあ


ドカーン

ドカーン


左馬刻「ぐっ……!」


銃兎「この……容赦なくやりやがって……!クソヤクザが!」


左馬刻「ハッ、容赦してほしかったのかよ!?とんだ甘ちゃんだな!いや、ウサちゃんか。ハハッ!自信がねぇなら、楯突くんじゃねぇよ。ウサギらしく、震えてろ」


銃兎「テメェ……ぶち殺す!!」


左馬刻「あぁ、できるもんならな!こっちは、秒で沈めてやんよ!!くたばりやがれ!!」


銃兎「クソっ……これで終いだ……!!」


ドガーン


ドガーン


ねぇ、私どうすればいいの


さすがにこんなに騒いでたら近隣の人に迷惑になるんだよね


これは警官だから見逃せない


なんとかしないとなあ


銃兎「ぐぁっ!!」


左馬刻「がっ……!!」


「碧棺さんと入間さんが戦ってる!?」


?誰だ?


『あ、優さんと……理鶯。』


理鶯「こうなる前にどうにかしたかったが……。一足遅かったか」


『理鶯これ、どうやって止めた方がいいよね?』


理鶯「ああ、止めるのが賢明だろう。しかし、お互いに譲れないものがあってぶつかっているのであれば、小官が出ていくのは無粋というものだ。だが……」


左馬刻「はぁはぁ……テメェ……ウサギのくせにしぶといじゃねぇか。いい加減……くたばれよ……っ!」


銃兎「はぁはぁ……お前こそ……そろそろ立つのもしんどいんじゃないのか。もう一撃喰らったら、ヤバいだろ……っ!」

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作者名:紅玲 | 作成日時:2020年11月7日 13時

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