【MAD TRIGGER CREW】には隠れメンバーがいたようです (ページ7)

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MTC6 ページ7

銃兎「ただ、本来部署が違いますから、私の情報は独自に集めたものですが、その程度の情報でも構いませんか？Aからの情報があるとしたら、それは確実だと思いますが」

優「もちろんです！」

『んー、私はまだ調べられてないから今回は銃兎からだけの情報でお願い。』

銃兎「わかりました。なら話しますが、くれぐれも他言無用でお願いします」

アミリア「コノ子もそのつもりだから【ブラックハスラー】に呼んだんでしょ。さっきも言った通り、限られた人間しか来ないから」

銃兎「なるほど。優さんは私が思っていたよりも頭が切れるようですね。それなら安心して話せますよ。ではまず、爆破された倉庫の場所ですが……まあ、報道されている通りです。この店からもそう遠くありませんね。あそこは精密機器部品メーカーの倉庫なのですが被害額は相当なものでした。メーカーの関係者も頭を抱えていましたよ」

『話にちょっと失礼すると、そこの爆破が起きた倉庫の周りの防犯カメラに少し、今回容疑者として挙げられている左馬刻の舎弟とは違う人が映されていたんです。私が聞いたその人物の特徴は、緑のコートで、髪は1つに結び、身長は175～180cmくらいの男だったようです』

銃兎「その情報は初めて聞きましたね。ということはその男が容疑者の可能性も出てきますね。……ところであの倉庫は貸し倉庫なので、オーナーが存在します。精密機器部品メーカーは賃貸契約で倉庫を借りているだけで貸し出しているのが倉庫のオーナーというわけです。」

「ですから、当然、倉庫のオーナーにも捜査に協力してもらっているのですが……なぜかあまり協力的ではないらしいです。今回の爆破騒ぎでオーナーにもだいぶ不利益が生じているはずなのにこれは妙な話ですよ。捜査員たちも不審に思っているようなのですが……」

～♪～♪♪

銃兎「ああ、すみません。仕事の電話が入ったようです。…え？一体どういうことだ、それは……！……なるほど、わかりました。これから戻ります。……A」

『……わかった』

これは……捜査に何か問題ができたな？

優「なにか、あったんですか？」

銃兎「そうですね……まあ。まだ私も詳しいことがわからないのでなんとも言えませんが。どうも厄介なことになりそうなので、私たちは署に戻ります。お茶ありがとうございました」