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約束34 ページ35

ミチル「……東の魔法使いだって、性格が悪くて、口が悪いです。」

ルチル「こら、ミチル!」

おー、言うねー

まあ、否定はしないけど肯定もできないよね

シノ「は?」

ヒース「は?」

ネロ「は?」

ファ「は?」

ミチル「東の魔法使いだとか、北の魔法使いみたいな奴らがいるから、魔法使い全員が嫌われるんですよ!今日だって、中央の国の王様の兵隊さんとケンカしてたじゃないですか!」

あれはあっちから来たんだけどなあ

ファ「なら、南の魔法使いは無抵抗で焼かれるというんだな。そういう教育をしているわけだ、フィガロ。」

フィ「それは誤解だよ、ファウスト。」

ミチル「先生!魔法使いと人間は、助け合っていったほうがいいってフィガロ先生はおっしゃいました!」

フィ「言ったね。たしかに言った。」

ファ「いい加減な男……。おまえは昔から変わらないな。」

フィ「待ってくれよ、ファウスト……。」

ルチル「お知り合いなのですか?」

フィ「知り合いっていうか、どうだろうね?」

レノ「……俺は多分、知り合いだと思います。建国の英雄ファウスト様。あなたの下で戦っていた魔法使いのレノックスです。あなたを探していました。」

ミチル「そうなんですか!?」

ルチル「そうだったんですか!?」

あっ!危な…2人とも反射神経凄いな

レノ「……拾ってくれてありがとう。そんなに驚かなくても。」

ミチル「だって、昨日まで、普通の羊飼いだと思ってたのに歴戦の戦士だなんて言われて……。」

ルチル「人探しまでされていただなんて……。水臭いじゃないですか。お話してくださればいいのに。」

ファ「……人違いだ。」

レノ「ファウスト様……。」

スノ「やれやれ、因縁の多い面子じゃ。」

ホワ「今年の〈大いなる厄災〉も、ややこしいことになりそうじゃのう。」

まあ、確かにそうだよね

何故か縁を持ってる人が多すぎる

ファ「…………。」

レノ「…………。」

ヒース「…………。」

シノ「…………。」

スノ「最後に、北の魔法使いを紹介するとしよう。北の魔法使いスノウ。」

ホワ「北の魔法使いホワイト。我らはふたりでひとりじゃ。」

スノ「残りの3名を紹介する。」

ホワ「ブラッドリー。不在。」

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紅玲(プロフ) - 名無し23332号さん» そうなんですね!まだストーリーが進められていなくて知りませんでした。申し訳ございません (2020年12月15日 16時) (レス) id: 0c22ce51b9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し23332号(プロフ) - 魔法使いは男性だけではありませんよ。石になった前の南の魔法使いにはおばあちゃん魔女がいます。 (2020年12月15日 16時) (レス) id: 311417e1f6 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!無理せず更新頑張ってください、楽しみにしています! (2020年10月29日 21時) (レス) id: d36a01234d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2020年10月18日 23時

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