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約束32 ページ33

スノ「我は悪くない案じゃと思う。」

ホワ「我もじゃ。10人の新人魔法使いたちが、いきなり、実践では厳しいからのう。」

スノ「奇妙な影響のこともあるしのう。みなのもの、どうじゃ。」

ファ「共同生活……?」

ヒース「ここで一年も……?」

ネロ「ちょっと勘弁して欲しいかな……。」

んー、まあ同性が一緒に住んでた方が賢者様は安心するのかなあ

なら、まあ住んでもいいかなと思うんだけどねー

シノ「オレは構わない。雨風がしのげればどこでも寝れる。」

カイ「おまえは?」

シノ「東の魔法使いシノ。シャーウッドの森の番人。ブランシェット家の小間使いだ。」

ファ「……ブラウンシェット家って、ヒースクリフの実家?」

ヒース「……シノは幼馴染です。」

ファ「……。きみたち、自己紹介が下手か。」

ネロ「いや、だって、手本がさ……。」

ファ「シノ。」

シノ「なんだ。」

ヒース「おい、敬語を使え。ファウスト先生は俺たちの先生だぞ。」

シノ「まだ何も教わってない。名前以外。」

ファ「授業料も貰ってない。おまえ、ヒースクリフの友人か。」

シノ「友人じゃない。」

え、友人じゃないんだ

ヒース「ああそう。」

シノ「俺の主人は、旦那様と奥様だ。ヒースはたまたまその子供ってだけ。」

ヒース「そうだな。おまえもたまたま、うちの使用人だっただけだ。」

シノ「そうだ。」

ヒース「あっそう。」

シノ「ふん。」

仲悪いの…か?これは

仲良さそうにも思えたけどなんでこんなに仲悪いんだろう

ネロ「なに……?ケンカしてんの……?」

ヒース・シノ「「別に。」」

これ本当は仲良かったんじゃ…

仲良かったから言うことも同じのような…気が…

ファ「どうでもいい。シノ。ヒースクリフは初陣だった。初陣で凄惨な光景を目にして、仲間を二人失った。」

シノ「………。」

ヒース「………。」

確かに初陣で来た人が何人かいるんだよね

それで初陣で来た人が亡くなったりもした

どんなに辛いことか…

ファ「今夜だけは、優しくしてやりなさい。」

シノ「……わかった。」

ファ「よし。東の国の紹介は以上だ。次。」

なんか東の国の魔法使いって複雑だよね

フィ「じゃあ、うちから紹介するよ。その前に、ひとつ聞いてもいいかな?」

賢者様「あ……。どうぞ。」

フィ「前に選ばれた南の魔法使いたちは、全員、石になってしまったのか?」

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紅玲(プロフ) - 名無し23332号さん» そうなんですね!まだストーリーが進められていなくて知りませんでした。申し訳ございません (2020年12月15日 16時) (レス) id: 0c22ce51b9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し23332号(プロフ) - 魔法使いは男性だけではありませんよ。石になった前の南の魔法使いにはおばあちゃん魔女がいます。 (2020年12月15日 16時) (レス) id: 311417e1f6 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!無理せず更新頑張ってください、楽しみにしています! (2020年10月29日 21時) (レス) id: d36a01234d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2020年10月18日 23時

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