約束23 ページ24
『そうだね〜……。』
いや、ほんとに多くなったな
ミチル「レノックスさん、強いんですね!格好良かったです!」
レノ「ああ、どうも。……あの方はどこに……。」
ルチル「すごいですねえ。もう一回、さっきのやってみてください!」
レノ「そんなたいしたものじゃ……。」
ミチル・ルチル「「やって、やって!」」
レノ「………………。は……!」
わー、すごいな相変わらず
ミチル・ルチル「「わー……!」」
シノ「テンション高いな……。南の奴らか?」
フィ「きみはさっきの血気盛んな子だね。もしかして、東の魔法使いのシノじゃない?」
シノ「そうだ。何故知ってる。」
フィ「知り合いに聞いたんだ。東に若くて強い魔法使いがいるって。特徴が似ていたから。」
あー、たしかシノっていう子の噂聞いたことあるな〜
でも、身長のこと気にしてて、小柄とか小さいとかいったら根に持たれるっていう……
うん、嫌な予感がするね
シノ「特徴?」
フィ「小柄で……。」
ほらー
シノ「おまえの名前は?」
フィ「南の魔法使い、フィガロだ。」
シノ「フィガロ。来年は大柄になって、あんたの頭を見下ろしてやる。」
フィ「あははは。それは悪かった。よろしくね、シノ。」
シノ「ふん……。」
ミチル「あいつ、誰ですか……?フィガロ先生に失礼じゃないですか?」
フィ「東の国の森番だよ。東の国の森は、深く広大だからね。案内人がいないと移動できないんだ。シノは腕のいい案内人らしい。将来有望な魔法使いだな。」
ミチル「へえ、すごいな……。でも、ボクだって道案内は得意です。地図もちゃんと読めますよ。」
フィ「そうだね。ミチルも将来有望だ。」
ミチル「えへへ。」
あの南の魔法使いのミチルっていう子いい子そうだな〜
それになんだっけ
偉大な魔女チレッタ?の息子
でも、チレッタって……あー、なんか聞いたことあるなあ
でも、何をした魔女なのかよく覚えてないんだよね
私、シャイロックと同じ年を生きてるからさ
ルチル「よいしょ。お片付け、お手伝いしますよ。こちらの椅子はどこへ運べばいいですか?」
兵隊「あ、あそこに運べ。」
ルチル「わかりました。レノックスさん、こっちですって。」
レノ「わかった。ルチル、ポケット。」
ルチル「ポケット?」
レノ「から、ペンが落ち……。」
カラン
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紅玲(プロフ) - 名無し23332号さん» そうなんですね!まだストーリーが進められていなくて知りませんでした。申し訳ございません (2020年12月15日 16時) (レス) id: 0c22ce51b9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し23332号(プロフ) - 魔法使いは男性だけではありませんよ。石になった前の南の魔法使いにはおばあちゃん魔女がいます。 (2020年12月15日 16時) (レス) id: 311417e1f6 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!無理せず更新頑張ってください、楽しみにしています! (2020年10月29日 21時) (レス) id: d36a01234d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2020年10月18日 23時