女だとは一言も言ってないのに(ヒプマイ) (ページ2)

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Part1 ページ2

さて、今日も化粧しないとな〜

まあ、化粧っていう程じゃないけど、男装するには顔立ちが女なんだよな〜。私。

これで、ウィッグを被ってっと

よし、これでもう大丈夫

制服毎日学校にスカート持っていくのめんどくさいんだよね〜

まあ、男装始めたのは私だししょうがないよね〜

ガチャ
『うおっ……二郎、おはよう…。』

二郎「あ、Aはよ。というか何驚いてんの？‪w」

『チッ、イラつく…。……殴っていいか？』

二郎「え、お前のパンチって痛いんだよな……え、その拳下ろしてくれない…？」

『はあ……早く行くぞ。』

二郎「あー、分かった。」

トットットッ

『おはよう〜。』

一郎「おう、Aおはよう。お前ら早くメシ食って、学校行かないと遅れるぞ？」

『分かってるって〜。』

二郎「お前ってなんで俺と学校一緒じゃないの？」

『え、は？何。一緒が良かったの？ジローくん？‪w』

二郎「……うっわ、ムカつくわ。こいつ」

『そっか。なら、もう勉強教えてやんねぇ。』

二郎「え！ごめんって！」

一郎「二郎…Aにあんまり迷惑かけちゃダメだぞ…？」

二郎「分かってるって兄ちゃん。……いや、お前早くね！？ちょっと待てよ！」

『ほらほら、早く食べろよ。置いてくぞ。』

二郎「いや、待って！」

一郎「元気だなぁ‪w‪w」

ガチャ
コツコツ
ドンッ
『……はぁ……遅いなお前…。』

二郎「…っはぁ……お前が置いていくからだろ！」

『いや、二郎に合わせてたら俺まで、学校遅れる。』

二郎「悪かったな！！」

『…あ、やっば。おい、二郎走るぞ！』タッタッタッ

二郎「え！あ！ちょっ、待て！」タッタッタッ

ー駅
『はぁ……間に合った。』

二郎「…はぁ…は、俺こんなに朝から走ったことないんだけど！」

『いや、知らないし。お前が遅くに家を出るからだろ。』

二郎「うっ……それ言われたら何も言えねぇ…。」

『あー、わかったから。早く乗るぞ。』

ー学校前
二郎「はあ、なんでお前、俺と同じ学校じゃないんだろ。」

『それはお前がちゃんと勉強をしなかったからだろ。それじゃあ俺は行くわ。じゃあな、二郎。』

二郎「おう、また。」

はあ、早くスカートに着替えないと……

あとウィッグも取ってっと

よし、これでいいかな。