347話チリチリ×オブ×アトミック ページ18
「いけーいけいけ！
そこだ！……あぁ！
後ろにぃ！」
「ははっ…このあと姫が敵に
拉致されるんだぜ」
「シャルナーク！それネタバレ！」
「あら、A…シャルと
ビデオを見ていたの？」
私がテレビと向き合って
白熱していると後ろから不意に
パクノダに声をかけられた
「あ、パクノダ！……うん
何言ってるかわかんないけど
面白いよ戦隊レンジャー
私はレッドと姫の恋愛が好き」
「Aはおこちゃまだなぁ〜
ラスボスとの熱い決戦が１番
面白いんだろー」
シャルナークと友達になった私は
たまに、クロロ達と遊んだり
ビデオを見ながらこの暮らしに
馴染みつつあった
シャルナークとはよく意見が
合わなかったりするけど
一緒にいると楽しい。
「もうすぐ夕食の時間だから
手伝いにいきましょ」
「はーーい！」
数日ここで過ごして馴染みつつは
あるけども……ゴミ捨て場のことが
きになって仕方ない
いつも誰かと一緒にいる私は
目を盗んで行くこともできず
悩んでいる。
シャルナーク……に言ったら…
反対されるかな………うーん
あ、そうだ！
あの子ならもしかして……
夕食の時間ももんもんと
考えていた私はパンを口に押し込み
一足先に席を立ち上がった
「私ちょっとチリチリの
とこ行ってくる！」
「あ、ちょ！待てよ！……ってはやっ」
「チリチリって……ひょっとして
フェイタンのことか？」
「いーや、ウボォー…あいつも
チリチリじゃん」
腕を掴もうとして空振りする
シャルナークとAが出ていった
出入り口を見つめてポカンとするクロロ
ウボォーがいないのをいいことに
好き勝手口にするマチ……。
「おーい！……おーーい！！
アトミックフレイムチリチリぃ〜！！」
「…………」
足を止めて振り返って
くれたはいいものの眉間にシワを寄せ
期限が悪そうなチリチリボーイ
「えっと……なんか怒ってる？
あだ名が気に入らなかったかな？」
「………」
「なにか喋ってくれませんかね？」
もしかして口がきけない
子だったりするのかな？それなら
申し訳ないことをした……
「フェイ……ルーンだったかな？ははっ」
「お前ウザいね………」
「……………」
とんでもない言葉を聞いてしまった
私は思考が一時停止した
そんな私はお構い無しにスタスタと
歩いていってしまうチリチリボーイ
初めてした私との会話第一声が……
ウザいね……だとぉ！？
お前はうちはサスケにでもなった
つもりか！！
2024.1.25
続く (更新停止中)
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白鳥V2(プロフ) - あやめさん» 作品を知っていただきありがとうございます、頑張ります (2月26日 17時) (
レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
あやめ - すごく面白いです。最近作者様の作品を知り、読み始めたのですが、面白くて面白くてすぐに読み終わってしまいました。続き、楽しみに待ってます。 (2月26日 16時) (レス) @page18 id: c17a0bad67 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - 薄荷狼さん» 嬉しいです！ありがとうございます頑張ります (2月25日 23時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
薄荷狼(プロフ) - 初コメ失礼します。やっと追いつきました。作者様の作品が素敵で憧れてます。続きがたのしみです！！ (2月25日 15時) (レス) id: 45a9991864 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - モノさん» 毎度コメントありがとうございますナルトネタを出しましたがNARUTOは幼少期編〜疾風伝をちょっと見てたぐらいでそこまで詳しくはないんですよね……w (1月28日 22時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
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