跪き【爆豪勝己】 (ページ14)

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滑稽 13 ページ14

爆豪side

灰藤は対戦相手を俺にしてきた。
そん時のあいつは不敵の笑みっつ言葉が似合うような笑顔を浮かべていて、
また違う意味でムカついた。
どうせさっきの戦いを見ていて俺なら倒せるとでも思ったんだろう。
丁度いい。少しムカついていたところだ、捻り潰してやる。

そう思っていたはずなのに＿＿＿＿＿＿＿

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「く、っそ…ふざけんなよ！」

押されているのは俺の方だ、
呼吸をするたびに喉が焼けるように痛くなり、目の前がくらくらとする
喋るごとに息を吸い込んでしまい、さらに苦しくなる。

まさに“ 毒 ” 動くのがやっとで、個性を発動する気にもなれねぇ。

でも、俺は自分から放棄なんてしたくねぇ。降参？
ンなの俺がするわけねぇだろうが。
俺は、絶対に降参なんてしない、

入学時に言われた言葉が忘れられねぇ。

“ 君は確かに首席で突破した…！が、君よりもっと凄いのがいてね、
君はRESCUEが0Pなんだが、その少女はなんと-79P、
最下位でこの雄英に入ったんだか……

一つの試験場の敵を全て倒し、しかも試験者まで動けなくしたらしいんだよね、
まぁ、爆豪少年にとってはどうでもいいだろうがね！ ”

どうでもいいわけねぇだろうが。
俺は1番がいい、俺は一番じゃなかった？
流石の俺でも全部倒すなんて無理だ。何人かに倒されている。
なのに、それを上回られたのか？
俺が、また負けた？

嘘だろ。

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「ぜってえ…お前、にはま、け…ね……ぇ」

意識が遠のいた

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