滑稽 10 ページ11
オ「 さぁ、みんなクジは引けたかい！？ 」
今回のヒーロー基礎学は対人戦訓練らしい。
ヒーロー側と
二人1組になりってやるらしい、私にはどうも合わない訓練だ。
くじはあまり引きたくない、今引いたらなんか、うーん。
私の個性はどうしても他人にも影響が出る、個性をうまく使えば
対象だけに効果を使うのもできるんだろうが、
私はまだそこまでに至っていない。
「 先生。 」
オ「 なんだい、灰藤少女！ 」
「 あの、私だけ一人でやってもいいですか、奇数で結局そうなりますし、私の個性的にも、 」
オ「 むむ…確かに君の個性は一人だと更に威力を発揮する、丁度それを伝えようとしていたところだ、よろしい！！ 」
「 ありがとうございます 、 」
許可は頂けた、
っていうか流石No.1ヒーロー。なんか格が違うな。
こう、ずばーっとした雰囲気が…って、これじゃあ伝わらないか。
取り敢えず本当にすごい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さっきから戦いを見ているが、
どの組も凄い、特に見入ってしまったのは
爆豪君と飯田君、緑谷君と麗日さん。
あの組はどこよりも、どこかリアルな感じがした。
手加減を知らない、ぶつかり合い、きっと本戦だったら
あんなの生温いんだろう、ああ、ヒーロー科に来て良かった。
他のヒーロー科だと、こうは行かないだろうし。
「 さぁ、少女！！残りは君だけだ、
君には一人で戦ってもらい、対戦相手は灰藤少女が指定出来るが
どうするかい？ 」
私が選べるのか、それはありがたい、
私が選ぶのはただ一人。
.
.
.
「 爆豪君でお願いします、 」
.
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作者名：笑華@睡眠ちゃん | 作成日時：2018年11月25日 10時
