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暫くしてからトントンさんが袋を持って戻ってきた。その頃には先程よりかは症状は良くなっていた。息の荒さは無くなったし、汗も止まってきて楽そうだった。
tn「シャオロンどうなってます？」
『先程よりだいぶ良くはなってますよ』
tn「そうですか… 良かった」
…シャオロンさんを見ていたらあの人を思い出しちゃうな…。
＿＿
「Aー。何してんねんここでw」
＿＿
「俺から…その…離れんといて…」
＿＿
あの人は煽る反面よく甘えもしてきていたな。
…彼に会いたい。
そう願った所で叶うわけが無いんだ。
そう考えながらもトントンさんに頼んだものを取り出してシャオロンさんのおでこにベタ張りする。そのせいか起こしてしまった。
sha「いっだ！！何やねん！」
tn「あ。起きた」
『起きちゃいましたね』
sha「てか相変わらずやな!!このベタ張り！痛いねんホンマに！」
『？そ…そうなんですか…？』
sha「…は？…え？Aやろ？」
『そ…うですけど…』
sha「？？？？」
『？？』
tn「と…取り敢えず帰らん？もう7時なってまうし、Aさん危ないからな？」
トントンさんの一言で私達は立ち上がってそれぞれ鞄を持って別れ、私は帰宅路を通る。
帰ってから両親共々兄からも心配されてちょっと大変だった。しかも帰ってたのかよ。お兄。
＿＿＿
朝。今日は何時もよりスッキリ起きれた。…と言うのは言い訳であって、シャオロンさんの事が少し心配になって寝れなかったのでもあったりした。
でも他中の人だから会うことは早々無いだろうから気にしてたって意味は無い気がするんだけど。
「お。今日は時間オーバーしなかったね」
『そんな毎日毎日オーバーするわけないからね？』
「そう言っときながら学校楽しみなんじゃ？」
『そんなことは無いかな』
「からのー？」
『からのー？』
「無いんかい」
『無いって言ったやん』
まぁそんなこんなで普段通りの朝だった。
＿＿＿
「席に付けー。今からHR始めっぞー」
『やだ』
「やだ言うな」
「先生の話意外に長い」
『…』
「そこ後ろ2人後で職員室な」
『私乗ってないからノーカン』
「裏切りのA」
教室全体に笑いが怒った後、私は見逃されたが琴葉だけ職員室に行った。今日は琴葉は彼氏と帰るとか言ってたから教室で待ってる必要は無かったのに待ってた。
教室が寝静まり、ボソボソっと独り呟く。
『……クリーパー…』
「＿＿呼んだ？」
…んぉ？
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しらなぎ - お待ちしてました!楽しみにしてます!! (2021年7月8日 23時) (
レス) id: 2e78c090b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 青色さん» そうだったんですね！私前のお話好きだったんですよ♪(´`*)更新頑張ってください！ (2020年6月5日 18時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - そうです！諸事情により続きとして書けなかったので改めて書きました´ω` )/ (2020年6月2日 19時) (レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - これってもしかして【元 無能な彼女は有能に戻りました】の転生したお話ですか…?! (2020年5月29日 19時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年3月19日 19時
