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1口物を入れただけなのに懐かしく思えた。どれも初めて目にして初めて食べた物なのに。どうして？
＿＿
「先輩味見してください」
＿＿
…誰だっけ…よく誰かとキッチンに一緒に立って料理しては私に味見して欲しいと言って来て…。
syp「＿＿輩＿＿先輩？」
『っ？…は…はい？』
syp「味。どうです？」
『あぁ…はい！美味しいです』
syp「口に合って良かったっす。…あ。喉乾いてません？なんか持ってきます」
そう告げてまた下に駆け下りて行った。1人部屋に残されて食べながらも辺りを見回す。ぽつんと立てかけてあった写真が気になり箸を置いて近付く。その写真には計15人程の人達が映っていた。
『(私が知ってる人達に似てる…)』
でも服がちょっと違うからどこかの写真かな…？なんて考えながらまじまじ見ていると後ろから声かけられた。
syp「その写真。気になります？」
「？！え…いや…その…」
syp「この人達俺の大切な仲間なんです」
…仲間…私も前世ではよく仲間だー！とか言ってたっけ。独り言を考えながら耳を傾けていた。
syp「ここに女性居ますでしょ？」
『この黒いローブ着た人？』
syo「はい。その人俺の先輩っす。まぁ全員が先輩なんすけど…こう…守りたい先輩…みたいな感じの…」
『へぇー…』
syp「…俺この先輩に会いたいって思ってるんですけど近くにいるようで遠く感じるんです」
ショッピさんからすればこの女性は守りたい人だったし大好きだったんだろうなって思った。話してる顔見てたら尚更そう思えた。
『きっと会えるよ。って私が言うのもおかしいかもしれないけど…きっと見守ってくれてると思いますよ』
syp「…その顔ズルいっすよ…」
『へ？何か言いました？』
syp「いえ何も。と言うか全部食べてもらってもいいですか？片付けられないっす」
『ご…ごめんなさい…』
急いで座ってまたご飯を食べ始めた。
＿＿＿
syp「ホンマに送らんでええんですか？」
『大丈夫ですよ。そこまでしてもらう訳には行きませんし…』
syp「一応連絡入れて置いたんで何かあったら…と言うか帰ったら連絡ください」
え？と内心思いながらもスマホを開け、連絡帳を開けばそこには『ショッピ』と書かれた文字がそこにはあった。初めて他中と連絡先交換したし琴葉以外と連絡を交わすのも初めだ。
『…ありがとうございました。では…』
そう言って私はショッピさんの玄関を出て駅に向かう。駅の場所さえ分かれば此処が何処か分かるから。
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しらなぎ - お待ちしてました!楽しみにしてます!! (2021年7月8日 23時) (
レス) id: 2e78c090b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 青色さん» そうだったんですね！私前のお話好きだったんですよ♪(´`*)更新頑張ってください！ (2020年6月5日 18時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - そうです！諸事情により続きとして書けなかったので改めて書きました´ω` )/ (2020年6月2日 19時) (レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - これってもしかして【元 無能な彼女は有能に戻りました】の転生したお話ですか…?! (2020年5月29日 19時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年3月19日 19時
