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トントンside＿＿
真っ白の棺桶の中。周りにはたくさんの花が入れられて真ん中で静かに眠っているA。
もうあの時みたいに笑ってくれへん。
一緒に資料をしたりも出来ひん。
俺のことを1番に気にかけてもくれへんのんやな。
「何で俺らより先に行ってまうんよ…！」
お前よりも先輩なのに。
グルさんと同様守るべき人やったのに。
何で助けを求めんかってん…
おまえは1人で頑張りすぎやねん。
A。
今どこで見てるんや。
お前そのまま地獄に行ったら俺永遠に追っかけっからな。
でも
もしも来世があったら＿＿＿＿
年の差関係なしに話そうな。
「やけど…笑ってんのは流石に……気に食わんわ…」
しんぺい神side＿＿
…やっと静かに眠れる時が来たんやね。
Aもこれを望んでたんやもんな。
そう…分かってたはずやねんけどな…？
「何でやろなぁ……こんな涙が溢れ出てくんのは」
影からAの事を見守っていた。Aの事をエミさんの次に分かってたようなものだった。
表情だって。
声だって。
性格だって。
Aは自分より大切なものを優先に守ろうとするのだって。
「ほんまに……エミさんに似て……」
そんなとこエミさんに似んでええねんよ。
もっと自分が思ったこと口にしたり行動にしたりしろっての。
でもそれが。
Aにとっては恩返しにもなったんだろうけど。
「来世でも
笑っときなーよ？」
グルッペンside＿＿
…何故死んだんだ。お前は。
お前は優秀だっただろう？敵も何百人いようとも1人で全て片付ける程に。しかも殺 さずに。
そんなお前の優しさに惹かれたというのに。
総統の俺を差し置いて先に行って。
俺が許すと思うか？
「やっぱ…笑ってんの気に食わへん」
そんなことを誰もが思ってるのはよくわかってる。
お前の事は絶対に忘れないからな。
「来世でも……きっと」
また…
「…ははっ。泣かないつもりだったけど……無理だったや
好きだったゾ。1人の女性としてな」
＿＿
そうして一通り別れが終わり埋葬しようとした所で「待って！」そう大声で言いながら走ってきた女性がいた。
それは…
「私も…入れさせてよ」
誰よりもAと一緒に居た人、琴葉だった。琴葉は他の誰よりも大きな花を抱えていた。彼女はその大きな花束を納めた。
「あんたが居なくなんのは悲しいけどさ。
またどっかで会おうね。A」
そうして1人の幹部が埋葬された
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！ありがとうございます!! (2020年3月7日 9時) (
レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - す、既にガチ泣きしましたこの作品見てて凄く胸が締め付けられたりして本当に大好きですこれからも無理せず頑張って下さい!! (2020年3月7日 2時) (レス) id: 56ce4f6b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年1月8日 23時
