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ごめんなさい季節春ということにしといてください
＿＿＿
「＿＿＿、Aさん。起きて下さい」
『っおわァ？！…な…え…？』
em「おはようございますw久し振りのモーニングコールですよ」
『いや…、何も言葉に出来んのやけど…』
目を開けた瞬間にエミさんの顔が目の前にあってほんとにビビった。エミさんにモーニングコールをされるのは1年振りぐらいだ。
『エミさんはなんでここにいるの？』
em「Aに見せたいもんがあんねん。廊下で待ってるからきてな？」
といつもは出さない口調で話して退出して行った。見せたいものとはなんなのだろうか。不思議に思いながらも着替えて部屋を出る。
em「ほないこか」
『今日はその口調でおるんやね』
em「まぁね」
『ちょっと慣れてないから居ずらいわw』
em「せやったら治すで？」
『いえ大丈夫です』
笑い話をしながらエミさんの後ろをついて行けばまだ彼奴がいた時にシャオさんと来たあの場所に来ていた。
『…此処』
em「実は此処アネモネが咲く場所なんやて」
アネモネ
花言葉は「あなたを信じて待つ」だったかな。
em「俺な…Aが俺のことを忘れていようとも絶対に待っとるから」
そう言ったエミさんの周りには青花……アネモネの花が空高くに舞っていた。僕の幻覚か青い蝶まで見えた。
『…そんなの僕だって同じだよ』
em「ほな約束やな」
『うん。約束な』
そう小指を交わらせて約束をした。その時にエミさんが思い出したかのように慌てていた。
em「あ！やっべオスマンさん待たせてしまっとる」
『外交？』
em「そうなんよ。俺もついて行くことなってもうてさ…」
『そっか。頑張ってね』
em「うん！」
そう言って急いで戻っていくエミさんを此処から見送ったあと僕ものんびり戻るが、少しばかりアネモネを持って帰ろうと思った僕は少々摘んで戻った。
『グルさーん！お花〜！』
gr「おぉ。ありがとう」
『ここに刺しとくで〜』
と言って花瓶に差した途端に僕はグルさんを守る体勢に入ったが、防ぐ事が出来なかった僕は腕に攻撃を受けた。
時間が遅くなったような気がした。
gr「…？！」
『…っ』
gr「A！大丈夫か！？」
『大丈夫だってこれぐらい…』
そう言って矢を抜いたが、矢の先端に毒が塗られていたようで思うように動かない身体だが、不安にさせないように立ち上がる。
『ここ危ないから移動しよ』
僕はグルさんを連れて食堂に向かった。
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！ありがとうございます!! (2020年3月7日 9時) (
レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - す、既にガチ泣きしましたこの作品見てて凄く胸が締め付けられたりして本当に大好きですこれからも無理せず頑張って下さい!! (2020年3月7日 2時) (レス) id: 56ce4f6b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年1月8日 23時
