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先程契約を交わした僕。手の甲に契約の証が刻まれていたが時間差で消えていった。
「きゅぅ」
そうだ。…この子の名前を考えなければ。だけど何て名前をつければいいのか分からない。ネーミングセンスがそもそも僕には持ち合わせて居ないのだ。
『…じゃあ…ルフ…』
「きゅきゅぅ」
『うおっ…ちょ、、くすぐったいよwそんなに嬉しかったの？』
ほんとにネーミングセンスが僕にはないからルフが可愛そうになってくるな…何なら皆に決めてもらった方が良かったか。
うーんと思いながらも撫で続けていたらルフが顔を上げ、入口の方を見たので僕も隙間からチラと見ればしんぺいさんが居た。
sn「大きい魔獣さんやなぁ」
『しんぺいさん！』
sn「久しぶりー。ようやっと魔獣と契約できてんな」
『うん！ルフって名前にした。ネーミングセンス無いでしょ』
sn「そんなことないで」
『まぁルフが喜んでくれているならいいんだけど』
sn「取り敢えず戻ろか。夕飯遅れんで」
僕はその言葉を聞いた瞬間に一気に血の気が引いた。多分だがトントン怒ってるだろうな…
僕はしんぺいさんと小さくなったルフを引き連れて中へ戻って行った。
＿＿＿
時間には間に合わず結局トントンに粛清を喰らいました。悲しい。
夕ご飯を食べ終えた僕はゆっくり自室に戻った。嘆きながらベッドに身を投げた。明日は図書館に行こう。
そう決めて寝ようと瞼を下ろした途端に扉が勢いよく開いた。だから扉を大事にしろ！
zm「Aー！」
『僕寝たい』
zm「えぇ〜。まぁ寝てもええけど」
『じゃあ「添い寝すっから」寝る気失せました』
ゾムさんからここに来るのは2度目だ。何か訳アリな気がする。
『どうしたの？ゾムさん』
zm「どうしたって…何も無いけど？」
『隠さなくてもいいよ。何か用事があってここに来たんでしょ？』
zm「…やっぱAには叶わんな。…A」
『ん？』
zm「抱き着いてもええ？」
『…急なエ ロ小僧やめてくれません？』
zm「殺 すぞ」
『wwごめんごめん』
冗談交じりでそう話す。だけど先程よりも雰囲気が明るくなった。真っ暗なままの君は絶対似合わないよ。
『…いいよ。辛いなら吐き出してな？』
そう両手を広げて待っていたらゾムさんが問答無用で抱きついてきたので僕も抱き返す。
何か辛い時があったりした時はよく僕の所に来ては甘えに来てたなぁ。初めは分からんかったけど。
zm「俺な？…Aが居なくなるんが…怖い」
そうゆっくりと話出した。
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！ありがとうございます!! (2020年3月7日 9時) (
レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - す、既にガチ泣きしましたこの作品見てて凄く胸が締め付けられたりして本当に大好きですこれからも無理せず頑張って下さい!! (2020年3月7日 2時) (レス) id: 56ce4f6b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年1月8日 23時
