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そーっと城の中に入ったが意味がなくすぐバレた。
「A！どこ行ってたの！」
『あー…それは〜』
chi「先輩やないですか。外で何してはったんでしょうねぇ？」
syp「ホンマに馬鹿なんですか？」
3人に怒られるほどの奴って多分僕ぐらいしかいないでしょうね。
『ロボロに入ったんだけどなぁ』
syp「これはロボロさん説教ですね」
「行きましょう」
chi「思う存分に言わせてもらいますわ」
『あ…』
なんだかんだ言っときながらも玲愛は彼らと仲がいいな。流石同い年はちげーな。
僕は少し小走りで食堂に向かい、そっと扉を開ければ全員の視線がこちらに刺さる。痛いな
gr「さて…」
tn「話してもらうとしよか」
『…やっぱこうなるんすね…』
sha「当たり前やわ。考えろ」
今日は勝手に外へ出たけたせいなのか全員の対応がすごく冷たい。
ut「何で外に出たんや？」
『それは…「友達に会いにやろ？」…』
kn「自分の身がどうなってるかわかってへんのか？」
『…それがどうしたの』
zm「どうしたって…自分がどうなってもええんか！」
『どうでもいいよ！僕はグルッペンに命を捧げてるんだ！グルさんの為なら…みんなの為なら自分はどうなっても構わないんだよ…』
ht「A…」
『僕は…皆がいてくれたから頑張ってこれたんだよ…』
rb「…」
zm「せやけど…」
『グルさんの為に…僕なんかが役に立てるのであれば僕は真っ先に死 を選ぶ。僕は昔にそう自分に誓ったんだ』
僕はそう告、みんなの顔を見向きもせずにその場を立ち去った。食べる気力も無くなった。
エミさんが僕の事を呼んでいたが、今は誰とも話す気なんてないから無視して自室に戻り、ベッドに潜った。
しんぺい神side＿＿
Aが立ち去って静かになった食堂。皆はAの為に動いていた。守りたかったのは十分な程に分かった。Aだって分かっているはず。
なのに皆は焦りを感じたのかAに冷たく態度をとったり、視線だけを向け睨むように見ていたりと人それぞれだった。
gr「…」
zm「クソ…」
ut「こんなん…昔に逆戻りや…」
kn「…」
全員がその場で悔しがっていた。中には泣いているやつも度々。
chi「ぅ…」
sha「もうちょい優しく言うてたら…」
俺も悔しかった。ゾムが話してる時に声を出して止めていたら…もう少しなにか変わっていたりしたのかもしれないのに。
em「…ははっ…情けな…守りたい人を泣かせるとか…
騎士失格やわ…」
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！ありがとうございます!! (2020年3月7日 9時) (
レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - す、既にガチ泣きしましたこの作品見てて凄く胸が締め付けられたりして本当に大好きですこれからも無理せず頑張って下さい!! (2020年3月7日 2時) (レス) id: 56ce4f6b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年1月8日 23時
