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城内の長い廊下を抜け、庭に顔を出す。そこには花や、畑、小屋など色々置いてあった。らんらんは凄い。
『外道丸〜！逢いたかったぞー！』
そう言って僕は馬小屋に一目散に入っていき、外道丸が居る場所に向かって走って行き、頭を撫で回す。
『いつもらんらんにしてもらってるん？久しぶりのせいか毛並みが輝かしいぞー！』
そう独り言をぶつぶつ言いながら外道丸が喜ぶところを撫でたくった。やはり動物は1番の癒しだ。
ht「Aじゃん。ここに来るの珍しいね。どうしたの？」
『久し振りに外道丸に会いたくてね』
ht「Aが来なくなってから何年経つんだろう」
『20年』
ht「うんそれ違うね」
そんなふざけた会話を長々としていたらもう日が沈みかけていた。夜となれば風邪がお昼より寒くなった。
『…寒、そろそろ中入ろうかな』
ht「そうだね」
僕とらんらんは城内に戻っていく。食堂に行き、いつもの様に楽しい食事だった。僕はしんぺいさんとトントンの間に座っていた。トントンはまだいいんだけどしんぺいさんが…ね？
sn「Aちゃんと寝とる？薄ら隈出てんで？なぁ。ちゃんと寝な生活に悪影響が出んで。しっかり睡眠とるんも大事なんやからな？で、最近どうや？体調崩したり＿＿＿＿」
先程からしんぺいさんが一方的に話し掛けてくる。最近医療室に行くこと無くなったしで全く接触することは無かったせいなのだろうか。
そんな話を少々呆れながらも聞いていたら、グルさんが思い出したかのような口振りで話し掛けてくる。
gr「おぉ。そうだ。A」
『おぇ？』
gr「お前の専属になりたいと言うやつが申し出てたんだがどうする？」
『うーん、見て見ないとわからんなそれは』
gr「接触はしているそうだが？」
『マ？』
gr「あぁ」
あった事がある……あった事がある……いや玲愛以外に会ったやつなんて居ただろうか。記憶の1部1部から思い出そうと頑張っていたら例の専属の人が出てきた。
『あ』
「私です！」
gr「彼女がそうなのだが」
うん予想もしてなかったね。と言うより絶対に無いと思ってたんだわ。
『…いっか、いいよ』
zm「かっるw」
ut「俺もメイドになれば雇って『ごめんねそれだけはお断りするわ』冷たい」
「よろしくお願いします！A様！」
『玲愛って何歳ぐらいなの？』
「私ですか？私は17です！」
『よしタメにしようか』
「えぇ！？」
そんな軽いノリでタメにしようと言えばほとんどの仲間達から反対の声が上がった。
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！ありがとうございます!! (2020年3月7日 9時) (
レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - す、既にガチ泣きしましたこの作品見てて凄く胸が締め付けられたりして本当に大好きですこれからも無理せず頑張って下さい!! (2020年3月7日 2時) (レス) id: 56ce4f6b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年1月8日 23時
