ブレイブ2 Oh,My! ヒーローはだぁれ? ページ9
Aが目覚めたのは夜のことだった。
お母さんに「ソウジくんがおんぶしてきてくれたのよ」 と聞いたので
明日の朝、お礼を言おうと考えていた。
そして朝。剣道部は朝練があるので
ソウジは7時に迎えに来た。
「おはよ」
「おはよ〜。そういえば、昨日はありがとね。なんか気を失ってたらしいけど…」
それを聞いてソウジは ああ、と思い出したように答えた。
細かいことは適当に誤魔化して母親に伝えたので、はっきりとは伝わっていないようだ。
「ソウジも忘れ物したんでしょ? なんか意外」
お前には言えない細かい事情があるんです〜。と心の中で呟いた。
「そう? 一応俺だって人間だし忘れ物くらいするからね」
ソウジがそう言うと、Aは思い出したように目をきらきらさせてこう言った。
「にしても、6人のヒーロー、本当かっこよかったんだよ!! 特に黒い人、私のこと２回も助けてくれたんだから!!」
その6人のうちのゴールドのやつがお前を気絶させたんだよ、なんて言えないソウジは、適当に 「ふぅん」と返しておいた。
すると向こうから見覚えのある黒い服を着た男が見えた。
ソウジは「げっ」という顔をした。
―――――イアンだ。
絶対にバラすなよ、彼にはキツく言っておいた。1番ポロッと言っちゃいそうなやつだから。
するとイアンの方も2人に気がついたようで、ニヤリと笑った。
――――嫌な予感。
「おはよ、ボーイ」
「おはよう、早いねイアン」
Aはこんなチャラチャラした知り合いがソウジにいたことにびっくりしていた。
お前は誰だ、そう聞こうと口を開くと
チャラチャラした人――ソウジにイアンと呼ばれた彼の方から聞かれた。
「んで、隣のLadyは? girl friend?」
Aはふと思った。 イアンから発せられた『Lady』という言葉。
どこかで聞いたような声だ。
「彼女じゃないよ、幼なじみ。同じ剣道部だから朝練一緒に行ってるだけだよ」
「えっと…如月Aです。 よろしくお願いします。」
「俺はイアン・ヨークランド。よろしくな、Aちゃん」
よかった、とソウジは思った。
ここでイアンが「俺が昨日お前を救った黒いヒーローさ!」
とか言ったら。 俺も仲間だとバレるのは時間の問題だ。
「ボーイにこんなcuteな幼なじみがいたなんてなぁ」
イアンのことだからまた何かとチャラいことを考えているに違いない。
「てか、なんでイアンがいるのさ」
「朝の優雅な散歩ってやつだよ」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーメンバー
キング
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れもんちょこ。(プロフ) - 紗羅さん» 初めまして!! コメントありがとうございます!! 確かにイエローもいいかもです…!! 黄色だとオビラップーしか頭に浮かばなくて。。笑 先に相棒を決めてから色の方が、いいかもしれないですよね…… (2016年5月15日 20時) (
レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 初めまして！ 主人公の担当カラー、マゼンタは鮮やかですが、イエローがいない分ありだと思います！ シアンもいるんで若干ディケイドっぽいですが(笑) 個人的には大賛成です！相棒とか、名乗りとかまた考えてみますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 1c381ff8d7 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 莉希さん» すみません、外すのを忘れてました。 指摘ありがとうございます!! (2016年5月12日 23時) (レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 23時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2016年5月12日 23時
