ブレイブ4 part2 ページ21
『キングは寝てるけどね…あ、ちょ、アミィさ…!!』
電話越しにもめている様子がわかる。
『イアン』
アミィの声だ。
『Aちゃん、ケガさせたら許さないからね！』
それ言ったらウッチーは『雷電残光』とかいう技で気絶させちゃったじゃねぇかと心の中でつっこみ、アミィに
｢了解。｣
と返した。
電話を切って、Aの方へ向く。
｢みんな騒がしいなぁ｣
｢後で心配おかけしましたって言わないとですね｣
そうだな、と苦笑いをして返す。
｢なんつーか…。プリンセスみたいに守られてんなぁ、Aちゃん。ボーイがKnight(騎士)、アミィちゃんがelder sister(姉貴)、ノッさんはfather…か?｣
｢じゃあイアンさんはワルイ 王子様 ですね！｣
｢なんだその『ワルイ』って！俺のどこが悪いんだよ！｣
｢…色々と?｣
首をかしげ答えるとイアンは気の毒そうな顔をした。
｢なんじゃそりゃ｣
そして2人はふっ と吹き出す。
｢Aちゃんもワルイ プリンセスになるなよ?｣
｢私はイアンさんと違っていい子だからなりませんよ！｣
｢はっはっは、確かにな。 それを自分で言っちゃうところがなければパーフェクトだなぁ｣
ニヤニヤしながらイアンが続ける。
｢変なの！｣
お互いの顔を見合わせて、また笑った。
▽
また違うアトラクションに乗り、小腹がすいたので、｢なにか食べるか｣という話になり、2人はベンチに腰かけてクレープを食べていた。
｢そーいや、聞きたいことがあったんだ｣
｢私にですか?｣
ああ、とイアンが頷く。
｢順調なのか、黒いヒーロー探し｣
するとAの表情が少し暗くなったように思えた。
イアンはこの表情の変化で、『まだまだだ』ということを察した。
｢…そのことでしたか｣
｢Sorry. もしかして聞かないほうがよかった?話したくないなら、無理に話せとは言わないぜ｣
｢いやいや。大丈夫です…実際全然進んでないです。依頼したのは私ですが、ノブハルさんにも迷惑を…｣
もう少し有力な情報がないと断定は難しいと思います。 そう続けた。
「Aちゃんは、その黒いヒーローのことどう思ってるの?」
「…好きだと言う気持ちというよりは会ってお礼がしたいなぁって。 2回も助けてもらってるし。」
そういえばそうだったなぁ。
イアンも記憶をたどっていく。
Ladyのピンチだ、助けなきゃ
俗に言う『プレイボーイ』な俺は少し下心を含んでの行動だったというのに。
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ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーメンバー
キング
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れもんちょこ。(プロフ) - 紗羅さん» 初めまして!! コメントありがとうございます!! 確かにイエローもいいかもです…!! 黄色だとオビラップーしか頭に浮かばなくて。。笑 先に相棒を決めてから色の方が、いいかもしれないですよね…… (2016年5月15日 20時) (
レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 初めまして！ 主人公の担当カラー、マゼンタは鮮やかですが、イエローがいない分ありだと思います！ シアンもいるんで若干ディケイドっぽいですが(笑) 個人的には大賛成です！相棒とか、名乗りとかまた考えてみますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 1c381ff8d7 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 莉希さん» すみません、外すのを忘れてました。 指摘ありがとうございます!! (2016年5月12日 23時) (レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 23時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2016年5月12日 23時
