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はじめてのキス 1 ページ4
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二人で買い物に出かけた日。
急な土砂降りにあってしまって
屋根の下に駆け込んだものの全身びしょ濡れ。
「紫耀、ごめん……
せっかく車出してくれるって言ったのを断ったばっかりに……」
『いや、あんなに晴れてたしさ
雨降るなんて思わなかったから』
「通り雨なのかな」
『そうかもね』
二人で雨が降る曇り空を見上げる。
「……くっしゅん」
『あ、Aちゃん寒い?
冷えたよね、濡れちゃったし。
んー、俺の服も濡れてるからなぁ』
「いや、そんなに寒くないんだけど
……くしゃみ出ちゃった」
『じゃ、手繋ご?……って冷えてんじゃん』
ぎゅっと握りしめてくれる紫耀の手は暖かい。
「紫耀、体温高いのかな?」
『筋肉が保温してるのかも笑』
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作者名:凛 | 作成日時:2020年7月11日 23時