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はじめてのドライブ 8 ページ23
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家に送ってもらって
部屋に上がってきた紫耀の手には
さっきのペンギンのぬいぐるみ。
『どこ置く？』
「ベッドしかないね」
ぬいぐるみを寝かせた紫耀は
立ったままの私をそっと抱きしめた。
『寝れない時、ペンギンを俺だと思って』
「うん」
『でも電話してね？寂しいから』
「はいはい笑」
『俺もあのカワウソ
Aちゃんだと思うから』
「ん」
軽くキスをして、そのまま帰っていく紫耀。
早速寝る時にペンギンを抱きしめると
いつのまにか移ってた紫耀の香水の香りがふわりと漂った。
「あ、寝れそう」
そう思った瞬間に睡魔に襲われた。
後日、紫耀から香水を分けてもらいました。
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作者名：凛 | 作成日時：2020年7月11日 23時
