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はじめてのドライブ 3 ページ18
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乗ってる時間が長くなるほど
段々まぶたが重くなってきた。
『Aちゃん、ねぇー』
繋がれた左手でギュッと握られて意識が覚醒。
「……あ、うわ。ごめんうとうとしてた……」
『急に声聞こえなくなったからびっくりした。
もう少しかかるから寝てていいよ?
ブランケット、後ろにあるの届くかな。』
後部座席に置いてあったふわふわのブランケットを肩からかけると
紫耀の匂いが鼻に届く。
「んーいい匂い。紫耀の匂いする……」
『眠いからAちゃん素直だ笑』
繋いでる手が1回離されて
『おやすみ』
ぽんぽんと触れて、また繋がれる。
心地いい匂いと体温でそのまま意識を手放した。
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作者名:凛 | 作成日時:2020年7月11日 23時