First time with you (ページ1)

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はじめての告白 1 ページ1

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shoおつかれー

Aお疲れ様ー

sho来週の日曜予定ある?
shoなかったら遊園地行かん?

A来週大丈夫!行こ
Aなんでまた急に笑

sho理由はないww

A紫耀くんらしいけども

『Aちゃん！』

「ごめん、お待たせ」

『全然！行こ！なに乗ろうね』

共通の友達とみんなで遊ぶことが多いから、誘われた時は少し緊張した。

紫耀くんと二人っきりで遊ぶのは数える程度しかないから。

でも

水路を走る乗り物の先頭に乗ったら二人でびしょびしょになったり

シューティングゲームをしたら圧倒的に私が上手で紫耀くんが拗ねちゃったり。

遊び始めてしまうとそんなことは全く感じられなくて

すごく楽しくて気づいたらもう夜。

『ねぇ、花火まで時間あるから少しゆっくりしよ？』

乗り込んだ大きな蒸気船。

走り出すと明るいうちに乗ったジャングルが夜の姿になって目の前に現れた。

『さっきのインディアンいるね』

「ほんとだ。蛍もすごいね」

夜の暗闇は吸い込まれそうで少し怖い。

「紫耀くん」

『ん？』

優しい顔してこちらを見てる紫耀くんの袖を掴んだ。

「……こうしてていい？」

『ならさ』

袖を掴んだ手は紫耀くんの手の中。

『こっちの方がよくない？』

紫耀くんの温もりに安心した。