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気持ちと顔が直結してしまう私の表情は今すごいものになってるだろう
「…ねぇ君。こうやってAちゃんのこと付けてて楽しいの？彼女が嬉しそうな顔に見えるの？」
「Aちゃんは僕に見つけられて嬉しそうな顔してるけど」
このままでは埒が明かないと思い、チェレンさんには申し訳ないけど、付き合ってもらうことにした
「君、私とチェレンさんが付き合ってるの知らないの…？」
「は？え？」
その男の声は、すごく低く驚いたが、チェレンさんにアイコンタクトした。
チェレンさんは驚いてたあとに、任せろと言わんばかりの決心した目だった
「…まぁそうだね。最近僕からお伝えしたよ。」
チェレンさんナイスすぎるフォローに救われた。このまま押し切ってしまおう
「は？なにAたそと付き合ってるのに、コンテストに出てること知らなかったの？それって本当に付き合ってるって言えるわけ？」
「私が言わなかっただけです。コンテストのAじゃなくて、本当のAで好きでいてほしかったからね」
「まじでいってるのAたそ…」
「本当の事だよ。私の事好きなら信じてくれるよね？」
これでも帰らなかったらポケモンでズタボロにしてやろうと思ってた矢先、チェレンさんが同じようなことを言っていた。
「それでも帰らないなら僕と僕の相棒が容赦しないよ」
チェレンさんは手をさらに強く握った。頼もしいようで少し怖かった。一瞬優しいチェレンさんの目に戻ったかと思うと、すぐに眼差しで人殺せそうなぐらいな鋭い目をしていた。
「……離せっ」
男は走ってどっかに行った
……
「やっと、どっかいった…すいません。無茶言って」
「すごくめんどーな人だったね。それについては全然大丈夫だよ。君も大変だね」
「本当ですよ。こっち来て2、3日なのに…今回の件お礼としていつか奢ります」
「ふふっ楽しみにしてるよ。僕断らないからね」
「断っても無理やり連れて行く気でしたから！」
そんな話をしながら私たちはヒオウギシティに戻った。
まだ夕方だったが、疲れを取るためチェレンさんはジムで、私はポケモンセンター明日を迎えることにした。
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作者名：れ | 作成日時：2022年9月22日 22時
