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「…ミジュマル！すごいよ！！ミジュマル！」
ミジュマルはこっちにホタチを持ちながら駆け寄ってきた
「頑張ったね本当に、お疲れ様！！」
ミジュマルを抱きかかえ、すごくすごく、褒めた
「ミジュ！」
抱えたままチェレンさんの方に足を向けた。
「……！そう！これがポケモン勝負なんだよ！すごくわくわくしたよ！」
「私もわくわくしました！！なんかぶぉってなってばーーんってなって！」
私はバトルをしたあと、バトル中の記憶は殆どの楽しさで消えてしまう脳なのだ。
「ふふ、さぁ！君と君のポケモンに称えるためのこれを！ベーシックバッチさ！」
「…！ありがとうございます！」
バッチケースを取り出しベーシックバッチをはめ込んだ
「………」
「…え？…え、ちょっと！どうしたの！」
自然と私の目からは涙が溢れてきて、それに気づいたチェレンさんはすごく心配をしてくれた。
「…自分が初めてジムバッチを取ったときのこと思い出して…」
何もないバッチケースにひとつだけのバッチ。これを見たときにホウエンのこと思い出して、いろいろな感情がこみ上げてきた。
「……」
チェレンさんが急に静かになったからどうしたのだろうと思って顔を上げるのと同時に頭に何かがのる感覚があった
「……チェレンさん？」
「なんか…ね？あと、君がよかったら今度旅の話し聞かせてくれない？」
「え、いつでも話します！」
そう言うチェレンさんの声は優しく、安心感があった。
「ボクもね2年前にベルたちと一緒に旅をしたんだ！」
「ベルさんと知り合いだったんですね！！じゃあ同い年ですかね？」
「そうだね！ボクとベルは同い年だからAちゃんと一緒だね！」
それを聞くとすごく親近感が増し、私の同じ年の人がジムリーダーをやってるなんてすごいと同時に思った
「そうだ、ちょっとライブキャスター借りてもいい？」
らいぶきゃすたー…？
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作者名：れ | 作成日時：2022年9月22日 22時
