5．鬼畜アイドル ページ6
．
「＿＿はい！休憩〜」
「「「「はぁぁぁ…」」」」
それからしばらく経ち休憩に入るとみんな一気に力を抜いてだらしなく倒れた。
特に酷いのはやっぱり凛月。
だらしないどころではない。もう蒸発して溶けそうなくらい脱力している。
「みんなお疲れ！でも休憩終わったらさらにレベルアップしたのやるからね」
「Aちゃんって何故かレッスンだけは鬼畜よね…」
「お姉様のlessonが可愛く思えます…」
なんか二人がゴニョニョ言ってるけど聞こえなぁーい！！
てかむしろ感謝してほしいよね！私のスパルタ教育のおかげでKnightsの威厳？って言うの？が保たれてるわけだし！王不在の穴をカバーしてあげてるんだし！
「ッ、ちょっとA！？あんた俺のドリンクはスポーツ飲料にするなって何回言ったらわかるわけぇ！？」
「え〜。だって私プロデューサーじゃないし。そこまで把握するわけないじゃん。私が指導する時はタオルもドリンクも全部自己管理ね！」
「まあ確かにAちゃんは一応アイドルではあるけど…」
ナルちゃんの言う通り私は一応ではなくちゃんとアイドル科に登録されているれっきとしたアイドルである。
でもいろいろあって今はユニット活動もソロ活動もしていない。だから暇を持て余している私はこうやって昔から縁のあるKnightsの指導をしているのだ。
「私相楽先輩のlive見てみたいです！いつもウザくてとにかく関わりたくありませんが」
「ねえ、ちょっと一言どころか二言くらい余計なの入ってない？」
「Aのライブは凄いよ。俺達なんて比べ物になんないくらい。いつもうるさくて安眠妨害だけど」
「何？みんな素直に褒められないの？」
「そうだねぇ。できることならもう一回見たいけど、無理なんでしょ？」
「……」
話を振られた私はとにかく黙っていることしかできなかった。あの時の光景が、苦しみが蘇り息がしずらくなる。
たったあれだけでステージに立てなくなるなんて女々しいにも程がある。
「…さ！この話は終わりにしてレッスン始めるよ！！」
今の私にはこうすることしかできなかった。
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ！！そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります！！(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ！！これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (
レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいてます！更新頑張って下さい！Knightsイベントも頑張って下さい！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤城 | 作成日時：2019年6月17日 18時
