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29.愛しのマイハニー ページ30








「英智さん、次のドリフェスで少し相談が…」




三人でガミガミ口喧嘩をしているとそう言う女の子の声が聞こえ、私達は一気に静まった。


ショウちゃんに話かけたのは今年新設されたプロデュース科の記念すべき一期生、佐藤あんずちゃんである。

私も同性繋がりで結構仲良くしてもらっている。
ほんといい子よこの子。



「?あ、Aさんに泉さんお疲れ様です」


「おぉ!愛しのマイハニー!!」



勢いが強すぎたのか、私よりもひと回り程小さいあんずは抱きつくと少しよろけてしまった。


だがそんなところもかわいい。私がもし男だったら見つけた瞬間襲いに行くだろう。←



「ん〜、かわいい!食べちゃいたいくらい!!」


「へ?た、食べ…?」


「こらこらAちゃん。転校生ちゃんに変な事言わないでね?」



ショウちゃんによってベリッと引き離されてしまった私。

ちょっとどころかかなり悲しかったけどしょうがない。だって私ショウちゃんの笑顔には弱いから^^;(別の意味で)



「それじゃああとは君に任せたよAちゃん。帰りはちゃんと玄関まで案内するんだよ?校内で迷子になられてしまったら困るからね。

それじゃあ転校生ちゃん、行こうか」


「はい!」



そしてショウちゃんはマイハニーを連れてどこかへ行ってしまった。


待って行かないでマイハニー!!



「……はぁ…。一時間だけコイツあんたに貸してあげる。煮るなり焼くなり好きにしなぁ」


「言われなくても好きにさせてもらうぜ」


「あっそ」



何やら物騒な会話をした後、「終わったらいつものとこねぇ。来なかったら殺す」という脅迫を残して瀬名までもがこの場から去ってしまった。




…え゛。マジすか。

お願い帰ってきて!!この前破り捨てたストーキングフォトズの件謝るから!!




「……A、」

「え、え〜っと…ここじゃあれだしガーデンテラス行かない?」



「お茶とかも出せるし…」と今思いついたことを述べると沖田はコクリ、と頷いた。






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設定タグ:銀魂 , あんスタ , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ!!そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります!!(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ!!これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張って下さい!Knightsイベントも頑張って下さい! (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤城 | 作成日時:2019年6月17日 18時

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