10.カオスな3A ページ11
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ギギギ、と油の足りない首を動かすと案の定、そこには気持ち悪いくらいニッコリと笑顔を浮かべている瀬名がいた。
ア、死ンダワコレ。
「A?今あんたの目の前に広がってる紙に描かれた
「い、いやぁ〜!おはよう瀬名クン!!いつもきれいだけど今日は一段と決まってるね!!いやホントどうしてそんなきれいなワカメヘアーに…いだだだだだ!!頭!頭割れるって!!天才の脳細胞全滅しちゃうって!!」
握力ゴリラの瀬名により頭が割れそうになるもなんとか放してもらうことに成功。
しかし瀬名は机の上にあるそれらを手に取ると深い深いため息をついた。
「ったくあんたって奴は!依頼したの1ヶ月前なのになんなのこれ!まだ全っ然進んでないじゃん!!あんた今までいっくらでも暇な時あったよねぇ!?くまくんとゴロゴロしてたりナルくんと女子トークしてたりかさくんとお菓子食べてたりしてたよねぇ!?そんなのやってる暇あるならできたでしょぉ!?バカなの!?」
「後輩との交流を深めることも大事だよ!!ねぇ守沢?」
「お、おう…?」
「後輩との交流を深める前に自分の仕事をやれって言ってんの!!かおくんもそう思うでしょぉ!?」
「え。う、うん…?」
「OHM羽風裏切ったな!あんた私より瀬名を選ぶの!?」
「え?ちょっと待ってなんで今度標的俺なの!?」
「はあ?かおくんはいつも俺の味方だからぁ!俺の忠実な下 僕だからぁ!!」
「いや、ちょっ…」
「俺は正義の味方だからな!!」
「「守沢うるさい」」
「……」((泣
話がずれずれになりながらケンカをする私と瀬名
冷たくあしらわれ「うぉおおいおいおい!!」と変な泣き方をする守沢
テンパる羽風
というなんともカオスな状態に陥った3A。他のクラスメイトは私達を変な目で見ているか無視をしているかの二択である。
そんな中ガララ、と扉を開けて入ってきたのは我らが腹黒生徒会長とお付きメガネ(笑)だった。
それでもなおカオスをやめない私達を見る二人の片方は純粋におもしろがっており、もう片方は怒りを爆発させていた。
「それ以上騒いだら反省文50枚書かせるぞ」
「「「「ごめんなさい」」」」
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ!!そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります!!(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ!!これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張って下さい!Knightsイベントも頑張って下さい! (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤城 | 作成日時:2019年6月17日 18時