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16.宇宙の果てまで愛してる ページ17







「……これって…楽譜?」



「おう!曲名は……『宇宙の果てまで愛してる』☆」


「うん。相変わらずネーミングセンス皆無だね」



そんなネーミングセンスの神に見捨てられた男だが、やはり作曲の天才。

曲はこれを見る限りでは傑作と呼べるものだろう。




「でもいいの?もらっちゃって」


「もちろんだ!それがKnights(おれたち)とお前の交換条件だろ?」




そう。レオの言う通り私達は互いに協力し合っている関係にある。



私が衣装のデザインを考えそれを提供する代わりに、レオが作った曲を私に提供する。ちなみに私が彼らのレッスンに付き合っているのは無償でやっていることである。




「そういやお前今度のドリフェスに出場するんだって?」



「…なんで知ってんの?」




するとレオは「セナから聞いた!」と言った。コイツで知ってんならもうとっくに全校に知れ渡っているのだろう。あぁ、鬱だ。



「まさか皇帝から…?」


「いや違うよ。ショウちゃんはそんな事しない。大人の手ってやつ?私みたいな天才を潰したくないんだって。つくづく強引だよね」




「はあぁ…」と深いため息をつくと、レオはいつになく真剣な表情になっていた。



「Aお前…立てるのか?」


「さあ?まぁでもこれを機にアイドル続けるか続けないか決めようかな〜って思ってる。ステージに立てなかったらアイドルになる意味ないしね」




自嘲気味にそう言うとレオは顔を難しくさせて「そうか」と呟いた。

なんだかレオにそんな顔をさせたくなくて、私は無理矢理口角を上げて笑顔をつくる。



「ま、楽しみにしててよ。私のライブ!」


「…おう」



結局レオは表情を変えてくれなかった。

17.期限→←15.バカと天才は紙一重



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設定タグ:銀魂 , あんスタ , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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赤城(プロフ) - コメントありがとうございますッ!!そう言っていただけるととても励みになりますし、あの、とても頑張ろうという気になります!!(語彙力)Knightsイベも走り抜けますよ!!これからも応援よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月10日 6時) (レス) id: 5b366db0ae (このIDを非表示/違反報告)
瀬永凛月(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張って下さい!Knightsイベントも頑張って下さい! (2019年9月9日 23時) (レス) id: 37964d43ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤城 | 作成日時:2019年6月17日 18時

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