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JY｢A｣
『ジャニヒョン･･･！』
そしてそのテヨンイヒョンの後ろからやってきたのはジャニヒョン。
『あ、あの･･･二人とも･･･』
HC｢･･･仕方ないなぁ｣
DY｢また後でね｣
僕が言おうとしていることを察したのか、二人は笑って僕から離れる。
『ジャニヒョン！』
JY｢あはは、相変わらずだなA(笑)｣
僕が駆け寄り抱きつけば、ヒョンは軽く抱きとめてくれた。
JY｢久しぶりだな｣
『うん、会いたかった』
JY｢俺も。･･･よっ｣
『わっ、あはは！』
するとジャニヒョンは僕を抱き締めたままその場でくるくると回り出した。
いくら同じ会社にいるとはいえ、会社は広いし、僕はただでさえソロ活動が始まり今はほとんど外に出ている状態。会える機会など全然無くて、やっと今日久々に再開できた。
HC｢何あれ、カップルみたいじゃん。･･･俺の方がAと長くいるのに｣
DY｢俺の方がAに尽くしてるのに｣
TY｢俺の方がAのこと好きなのに｣
DY｢それは俺が一番｣
HC｢いや俺｣
YT｢お前らがジャニに勝てないのそういうところやと思うで｣
ジャニヒョンは回転を止めると、僕の頭を撫でる。
JY｢A最近忙しいみたいだね｣
『ちょっとね。でもNCTのためだって思えば、全然大変じゃないよ』
JY｢･･･あはは、ほんとキミって子は｣
『･･･？』
僕が笑って応えれば、なぜかジャニヒョンは少し悲しげに微笑んだ。･･･僕、何か変なことを言ってしまったのだろうか･･･。
『どうし･･･』
SJ｢すまん、Aいるか？｣
『あ、ソジニヒョン』
ジャニヒョンの表情の意図が気になり聞こうとすれば、同じタイミングでソジニヒョンが会議室を訪ねてきた。
SJ｢A悪い、今週のスケジュールちょっと変更がありそうなんだ。今時間あるか？｣
『あ、うん、すぐ行く！』
内容を聞き僕はジャニヒョンに向き直る。
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この作品では一人称｢俺｣｢僕｣を度々同じ人物でも変えたりすることがあります。
いつも｢俺｣の人が目上の人に対して｢僕｣と言ったり、普段｢僕｣の人がある感情を露わにすると｢俺｣になったりetc.
韓国には｢俺｣｢僕｣の使い分けの文化は無いようですが、私の作品ではたまに変えちゃいます。ご了承ください。
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作者名：ryo | 作成日時：2022年8月6日 16時
