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忠犬の受難4(バ/ピアーズ/裏) ページ44

『…で、ピアーズ?なんであんなにトレーニングで追い込んでたのか、答えてくれるかな?』
『う…結局聞くのかよ…』

家に帰ってのんびりとしてる時に聞いてみた
初日から、なにかと忙しくてこうしてのんびりと出来ることが少なかったから

『そりゃあねー。気になるし』
『絶対!隊長には言うなよ!?』
『あーなんか察したかも。言わないから教えて?』
『隊長みたいになりたいんだ…誰よりも強くて、かっこいいから』
『ふふっ、うん。わかるよその気持ち。でも、僕が思うにピアーズもすっごく強くてかっこいいよ?』
『え、…』
『それに、僕これ以上ピアーズにかっこよくなって欲しくないなぁ』
『なんでだよ?』

トレーニングルームを何回か覗いたことがある
ピアーズがトレーニングをしていると、外野の女性陣は釘付けになってることも知っている
だから、トレーニングルームに籠られるとあまりいい気がしない
ピアーズの綺麗な身体を見られるのも嫌だ
いっそのこと僕も歯形付けちゃえばいいんじゃないか?

そんなことを思っていると首を傾げてるピアーズ
次の僕の言葉を待ってるみたいだ

『だって、ハラハラするから』
『ハラハラする?なんで?』
『えーーなんで気づいてないの…訓練してる姿がかっこいいって、もっぱらの噂だよ?目をハートにして眺めてる人だっているんだから
そう言う人たち見てるとハラハラしちゃうよ』

ピアーズが、取られちゃいそうで
そう言ったら急に抱きしめられてピアーズが言葉を紡ぐ

『俺にはシオンだけだ』

『んーー…あの人たちにずっとかっこいいピアーズ 見せるの嫌だら、トレーニング控えてくれる?』
『ん、わかった……』

素直に頷くピアーズの頭を撫でてやると、僕の頬に伸びてくるピアーズの手

引き寄せられてキスをする
いつもよりもゆっくりと深いキスを楽しんでいると不意に服の中に手が入ってきた

『ん、ふ…ぁ、ちょっ…まって、ステイ…!』
『はっ…無理だな。あーんな可愛いこと言われたら、流石の俺も止まれないぜ、飼い主サマ?』

言いながらどんどん脱がされて、いつのまにか割れ目をなぞるピアーズの指

『んっ…せめてベッド…!』
『だーめ』
『あっ…んんっ、やっ…お風呂入って、ないから…!』
『後で2人で入ればいいだろ?』

指が離れたと思ったら熱いものが触れて吸われる
何を言っても屁理屈を言われるし、グニグニと舌で刺激されて腰が震える

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設定タグ:バイオハザード , レオン , 短編集   
作品ジャンル:SF
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作者名:えんか | 作成日時:2019年7月2日 10時

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