Call me2(バ/レオン) ページ31
『なんだ今のは…ハニガン、何が起こった?』
とある町、バイオテロの鎮静と首謀者の確保
これが今回の任務だ
少し離れた場所から大きな爆発音と黒煙が上がっている
あの辺は確か大きな橋があったはずだ
今からその橋を経由して向こう側に渡る予定だった
とっさに端末を起動させてハニガンに確認する
「レオン。今町で1番大きな橋が爆撃されて分断されたわ。向こう側に渡るには五キロ南の橋を渡るしかない。それと、BSAAの部隊が展開してる」
『俺が行くより早そうだ。誰が展開してる?』
「ちょっとまって…クリス・レッドフィールドを確認した。繋ぐわね」
「レオン?どうした?」
『クリス、先ほどの橋の爆撃、何があった?』
「お前もここにいるのか!?」
『あぁ、そっち側に渡るのに時間がかかる。一つ頼まれてくれないか』
「…頼まれるのはいいが、代わりにこっちも頼みたいことがある」
『俺に出来る事なら』
クリスによると、末っ子のシオンがこちら側に単独で残されたらしい
この状況だ。心配だから合流してくれとのことだった
シオンってもしかしてあの時の……?
こちらの要望も伝えて、早速行動に移る
『いないな…』
どうやらうまく姿を隠して移動しているらしい
なかなか見つからない
感染者を撃ちつつ移動していると、路地からもう1人飛び出してきた
咄嗟に近くの枝を噛ませる
すると、急に地面に崩れ落ちる敵
よく見ると頭に穴が開いていた
見事なヘッドショットだ
弾が飛んできたであろう方向を見ても、どこにいるのかわからない
『まさか、な…』
ダメ元でこの先で合流しようとハンドサインを送って移動を再開した
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作者名:えんか | 作成日時:2019年7月2日 10時