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Aside



『んぅ…?』



体が重い、



『ここ、どこ…(ガシャ!?』



辺りを見渡そうとして体を起こそうと思ったのだが、手足が鎖で繋がれていて身動きができない



というか、なぜ私はこんなとこにいるんだっけ?



『確か、アジトに帰ったら、みんな殺されてて、赤いシャツの男が出てきて、それで腹が立って…?』



そこからわからない、というか、覚えていない



ガチャ『っ!?』



お「お、お目覚めかな?」



ドアが開いたと思ったら、赤いシャツの男が入ってきた



『お、お前っ!』



お「まぁまぁ、そんなにおこんないで?」



落ち着いて、落ち着いてとか言ってるけど無視



『ここはどこ』



お「俺らのアジト」



『お前は誰だ』



お「松野ファミリーのボス」



『っ…!?』



松野ファミリー、最近有名になった六人だけのグループだ



『なんで私をここにつれてきた』



お「仲間にしたかったから」



『は?』



仲間?冗談言わないで



『冗談言わないで』



お「冗談じゃない」



『冗談じゃないっ!私の、私の大切なものを奪って、仲間にしたかったから?ふざけないでっ!』



お「…確かに俺は、お前の仲間を殺した、だけどな、俺は、それ以上に大切なものを奪われてんだよ」



『っ…!?』



男の目は、怒りで満ちていた、そんなに大切だったの…?



『それで、なんで私を仲間にしようと思ったの?貴方の大切なものと何か関係があるの?』



お「……本当に忘れたんだな」ボソッ



『?』



聞こえなかった、何かいったのは確かだ



お「君を選んだ理由はそのうち教える」



『…』



お「よっと、」



ちょっと待ってろ、他のやつらも呼んでくるっと言われ、赤いシャツの男は部屋を出ていった



部屋を出ていくときの男の顔がどこか寂しげで、懐かしく思えたのは気のせいか

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作者名:ももか | 作成日時:2019年12月25日 15時

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