Forbidden〜禁断〜 ページ6
私がお礼を言うと、男の子はニコッと笑った。
あ、かわいいかも。
笑った男の子は、天使みたいにかわいかった。
「最近の人たちは薄情者ばっかりですよね」
「え？」
心・・・読まれた？
「大丈夫ですよ。決して心を読んだわけじゃないですから」
だから、読んでるでしょ。
「手当てしないんですか？」
「・・・・・・」
「？」
「っ・・・やって下さい」
「！ああ、わかりました」
男の子は器用に私の足に包帯を巻いていった。
「ありがとうね。本当にごめんなさい」
「気にしないで下さい」
「うん・・・あ、そだ。名前は？いくつ？」
「七瀬(人1)です。中学１年生です」
「そか。年下に手当てされるとは・・・ハズいな」
「そうですか？それで、あなたのお名前は？」
「ああ、忘れてた。長谷川A、これでも高校１年生だよ」
「これでも？」
(人1)くんは私の発言に首をかしげた。うん、かわいい。
「ほら、私って身長馬鹿デカイでしょ？」
「・・・座ってるから分かりませんよ？」
「そか。それもそうだ」
私は(人1)くんが包帯を巻き終わったのを確認してから、
立ち上がった。
「ね？」
「本当ですね・・・。俺と２０�僂�らいは違います」
そういうと(人1)くんは少し悲しい顔をした。きっと、クラスの中でも
小さい方なのだろう。
「大丈夫だよ。(人1)くんはもっと伸びるよ」
私がそういうと、(人1)くんは「だといいですけど・・・」
と自分の体を眺めていた。
(人1)くんは華奢で白くて、まるで女の子みたいだ。顔もかわいい系
だから女の子に間違われること多いだろうなぁ。
その時、私はひそかに心の中に芽生えた感情に、気づきはしなかった。
＜それは、禁断の感情＞
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song(プロフ) - じゃ、英莉で。よろしくお願いします！ (2010年12月16日 15時) (
レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 英莉か、えりぐらいで♪ (2010年12月16日 14時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - ありがとうございます☆普通にsongでいいですよ。なんて呼べばいいでしょうか？ (2010年12月16日 13時) (レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 完結おめでとう！友希ありがとう♪なんて呼べばいい？ (2010年12月16日 11時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - そんなこと言われたら・・・死にます。グハァッ！ (2010年12月11日 15時) (レス) id: 63d06f753e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sea | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/crossroad/
