Love〜愛しい〜 ページ21
「あの花と、この白い花！！」
今私は(人1)のお見舞いの為のお花を買っている。
もちろん、(人1)のイメージに合わせてね。
「ありがとうございました」
「どういたしまして」
「は？」
「あっ」
ヤバい。
私、相当うかれてる。・・・でもしょうがない。
だって、２ヶ月ぶりに合うんだもん。
期末テストとか、文化祭とかでいろいろ忙しかったせいで、全然
会いにいけなかったのだ。
「なんか私、緊張してる？」
(人1)が入院して、もうすぐ半年。
時が経つにつれて、やはり病気も進行する。
もう、薬を使っても左手は動かないらしい。
私は視界がぼんやりとしているのに気づいた。
「あ。いけね」
私は自分の頬を叩いた。
こういうことを考えると、自然と涙が出てくる。
歳か！？ いや、ちがった。
おい、私はまだぴちぴちの１６歳だっつーの。
「あ、病院」
気づけば、もう桜庭総合病院の前に来ていた。
私は病院の中に入っていく。
「えと、３０２、３０２・・・あった」
私は深呼吸をして、３０２号室に入った。
「(人1)？」
返事は・・・ない。
個室のベットを覗くと、そこには静かに寝息をたてる(人1)の
姿があった。
「寝てるのか」
私は少しがっかりした。久しぶりに会ったのに、と。
「早く起きてよ」
そういって、(人1)の髪に触れてみた。
しばらく、その髪を弄ぶ。
初めて会ったときと変わらない。黒くて、ふわふわした髪。
出会ってから、もう半年。
その半年が、とても短く感じた。
「・・・んぅ？」
その時、(人1)の目が薄く明いた。
しばらくこの状況を理解しようと瞬きを繰り返し・・・
「えっ！！？？」
と大きな声をだす、(人1)。
久しぶりに見た、(人1)の顔・・・やっぱり癒し系。
＜愛しい？＞
Non-broken〜壊れたもの〜→←Responsibility〜責任〜
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song(プロフ) - じゃ、英莉で。よろしくお願いします！ (2010年12月16日 15時) (
レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 英莉か、えりぐらいで♪ (2010年12月16日 14時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - ありがとうございます☆普通にsongでいいですよ。なんて呼べばいいでしょうか？ (2010年12月16日 13時) (レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 完結おめでとう！友希ありがとう♪なんて呼べばいい？ (2010年12月16日 11時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - そんなこと言われたら・・・死にます。グハァッ！ (2010年12月11日 15時) (レス) id: 63d06f753e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sea | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/crossroad/
