Responsibility〜責任〜 ページ20
もしかして、泣いてる？
私は(人1)の震える肩を見て思った。
「どうしたの？」
心配になって聞いてみる。
「だって・・・入院するってことはもう・・・薬じゃどうにもできなく
なっちゃったってことで・・・」
「・・・うん」
「もしかしたら、どうせ死ぬんだったら別れてほしいって言われるのかと
思ってっ・・・」
「！！」
予想外の言葉だった。
・・・ああ、だから。
(人1)は見捨てられるのが恐くて、言おうか言わないか迷ってたんだ。
でも、私を傷つけないためにも、話そうと思ったのかもしれない。
そう思うと、私もどうしようもなく悲しくて、寂しくなった。
私はギュッと後ろから(人1)を抱きしめた。
(人1)の体は、冷たかった。
「最後まで、私が(人1)の傍にいるから。・・・ずっと」
(人1)は何も言わなかった。ただ、自分の胸の前にある私の手を、
キュッと握った。
その手は大きいけど、震えていて―・・・
私は抱きしめる力を強めた。
そして、もう一度小さな声で「絶対に、傍にいるから」
と言った。
その言葉に(人1)も安心したのか、「うん・・・」
と返事をした。
＊
私は(人1)を校門まで送った後、私はクラスのみんなに質問攻めに
された。
「ねぇねぇ！ あの子彼氏！？」
「・・・うん」
「いつから付き合ってるの？」
「えっと、２週間前から？」
「「「「え〜〜〜〜〜！ 出来立てカップル！？」」」」
みんなが(男子までもが)悲鳴をあげている。
なんだこのクラス。
それどころじゃないのに。
＜責任を負って＞
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song(プロフ) - じゃ、英莉で。よろしくお願いします！ (2010年12月16日 15時) (
レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 英莉か、えりぐらいで♪ (2010年12月16日 14時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - ありがとうございます☆普通にsongでいいですよ。なんて呼べばいいでしょうか？ (2010年12月16日 13時) (レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 完結おめでとう！友希ありがとう♪なんて呼べばいい？ (2010年12月16日 11時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - そんなこと言われたら・・・死にます。グハァッ！ (2010年12月11日 15時) (レス) id: 63d06f753e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sea | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/crossroad/
