Remember〜忘れないで〜 ページ11
「あの、なんてお返事すればいいのか・・・」
(人1)くんは目を泳がせながら言った。
「えと、私なんてこと・・・ごめん」
私も私で、混乱している。
「でも、本当に好きです。付き合ってください！」
こうなったら、もう後戻りはできない。
後は野となれ灰となれ！！
・・・あれ？灰は嫌だな。
「は、はいっ」
「「え？」」
いまのは幻聴？
「俺も、好きです！ 付き合ってください！」
今、何て言った？
好き？
(人1)くんが？
私を？
「・・・嘘でしょう？」
「えっ！？ ち、違いますよ！ 本気です！」
(人1)くんは顔を真っ赤にして言った。
恥ずかしいのか、いつもより声が大きい。
「本当に私でいいの？」
私がそういうと、(人1)くんはびっくりしたように言った。
「冗談・・・だったんですか？」
「ううん！本気、本気。私も大好きだよ」
「本当ですか！？」
(人1)くんは、パァっと顔を輝かせた。
「ありがとうございます！」
初恋・・・実った？
「あの〜、あたしの存在忘れてません？」
桃音が言った。のも空しく、できたてカップルには聞こえていない。
２人は会話で盛り上がっている。
桃音は居心地が悪くなったのか、家に帰っていってしまった。
それにも気づかない２人・・・。
「これからは(人1)って呼ぶね」
「はい！でも、俺は年下なので、しばらくは、さんづけで呼ばせて
もらいます」
「わかった。敬語はいいからね」
(人1)く・・・(人1)は少しえ？って顔をして、
「うん・・・」と俯きながら言った。
そんな(人1)を見て、私はなんとなく、守ってあげないと、
と思った。
なにがあっても。
＜忘れないで。目の前の愛しい人を＞
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song(プロフ) - じゃ、英莉で。よろしくお願いします！ (2010年12月16日 15時) (
レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 英莉か、えりぐらいで♪ (2010年12月16日 14時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - ありがとうございます☆普通にsongでいいですよ。なんて呼べばいいでしょうか？ (2010年12月16日 13時) (レス) id: c1ec668587 (このIDを非表示/違反報告)
英莉(プロフ) - 完結おめでとう！友希ありがとう♪なんて呼べばいい？ (2010年12月16日 11時) (レス) id: 3522842da4 (このIDを非表示/違反報告)
song(プロフ) - そんなこと言われたら・・・死にます。グハァッ！ (2010年12月11日 15時) (レス) id: 63d06f753e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sea | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/crossroad/
