side Ki 18 ページ36
玉の言葉に 俺は思わず息をのむ
「っ・・・」
なんで といったら 認めているような気がして
思わず 視線を逸らした
「ほらやっぱり・・」
玉の顔が、俺を覗き込むようにして目を合わされる
「その 視線逸らす感じ、無理しているときのみつの癖だよね」
なにも 言い返せない
「なんで?見た目はガヤだけど、みつもガヤもなんかおかしい。まるで二人が正反対になっちゃったみたい」
俺たちに 何か隠してる?
「な・・なんもねぇよ?」
玉の鋭い勘に
俺の心臓は鼓動が聞こえるんじゃないかっていうくらいに跳ねた
「見た目が、すべてでしょ?たまたまじゃない?」
苦し紛れにやり過ごし
撮影始まるよっていう理由で 玉の拘束を逃れる
まだ いぶかしんでいる玉はしばらく俺のことを見つめていたが
「・・だよね?なんか二人ともお疲れ?」
そういって いつものゆるふわな雰囲気を取り戻してはにかむ
これは まずい
なんとかして 元の身体を取り返さねーと
そもそも 一生藤ヶ谷でいるわけにもいかない
戻りたい?
そういった 先日の藤ヶ谷の表情が脳裏をかすめた
俺たちが一緒にいるための理由にしては
リスクがデカすぎる
そんなことわかっていた
早く なんとかしねーと・・
焦りと裏腹に 何も解決しない現状が
ただ 俺を駆り立てた
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ピンクピーチ(プロフ) - あこさん» はじめまして、ありがとうございます!少しずつ素直になっていく二人に、今後もご期待ください^_^ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 27a8873f76 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - ピンクピーチさまはじまして!素敵な作品で更新が待ち遠しいです!もどかしいふたりが少しずつ近づいていくのにドキドキしながら更新楽しみ待っています! (2019年3月4日 21時) (レス) id: 2d7ec12d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2019年3月2日 17時