検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:194,357 hit

side K 5 ページ7

デビューから数年たって 勝手に感じていた最年長の重荷とか責任

よく周りを見てみたら いつの間にか 弟たちもすっかり頼もしくなって

あ、俺だけ突っ走らなくていいんだって思えたら 楽になれた


そのきっかけをくれたのはやっぱり藤ヶ谷で

天才肌って思ってたけど 誰より一番努力家で 誰より本当は熱くて しっかり広い視野を持ってるアイツの隣にいたら


ぎこちなくても 不器用でも その隣にいられる時間が 何よりかけがえのないものになった




この感情が なんのか はっきりとはわからない

だけど やっぱり俺にとって藤ヶ谷は特別なんだと自分の気持ちを再確認して 心の奥でそっと大事にカギをかけた

そうしたらなんだか以前よりは 藤ヶ谷と言葉を交わしたり 俺以外と笑いあうアイツを見ることが

少しだけど 自然にできるようになった




だから 今回のユニット曲の一部の演出を提案した俺を

アイツがいいねって賛成してくれて、すんなり受け入れてくれて めちゃめちゃ嬉しかったし

またこうやって 冬にもやらせてもらえることが決まって 嬉しかったはずなのに・・・

side K 6→←side K 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (300 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
633人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2019年2月19日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。