Last joker brand new world 中編

side F ページ23

「あぁ、俺も・・なん・・か、あぁ、へんっ・・・！」


そういった瞬間、北山がピュッと勢いよく欲を吐き出した

ドロッとした生暖かい感触が、互いの腹を汚していく


「北山っ・・・」



吹っ飛びそうな理性の片隅で、その名を呼んだ






「愛してるっ・・・」



なんだか無性にそう言いたくなって、達したばかりで、朦朧としている北山の唇にキスを落としながらそう呟く

本当はもっと、目を見て伝えあえればいいのに



「俺も・・・藤ヶ谷がっ・・好きっ・・だから、あぁっ・・！」



俺の言葉に必死に答える北山の身体御もう一度抱きしめなおして、奥を突く




「っ・・く！」



その、乱れた姿に、一気に体の熱が高まって、北山の最奥に、同じように熱を注いだ



「ぁぁ、っ・・」




ドロドロと、俺の欲望が、北山のナカを侵食していく

俺の中の、禁断で、唯一の聖域

その、天使を・・自分で汚してしまった

こんなにも、乱れて、喘ぐ姿に



堕天使というには、少し・・愛おしすぎるその姿に、俺は狂ってしまいそうになる

ほら、もうこれで・・・俺は地獄から這い上がれなくなってしまった




永遠に、愛してる






例え世界が、燃え尽きてしまっても

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