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side F ページ30

「いや…昨日確かに北山高熱で…俺、コイツんちで看病してて、心配だったから様子見ながら、それからちょっと俺も眠って…」


ふと、その後の記憶がないことに気づく
確かに、ベッドで眠る北山の横で、俺も身体のだるさを自覚して、睡魔におそわれた気はしたけれど・・

「今朝俺とマネが発見したとき、お前ら二人ともすっげー高熱でうなされてるし、焦ったよ」

「そっか…ゴメンね、心配かけて。でも俺はもう平気だから」

「ぜんっぜん平気じゃねーから!このアホ太輔!」


いきなり渉に怒鳴られて、思わずビクッと肩を縮める


「お前ら二人ともインフルエンザだから、あと5日は出勤停止な」

「え、い、インフル!?!」


思わず大声で叫ぶと、安静にしろよ!とまた渉の怒りの声が響いた






*



「藤ヶ谷…マジでゴメンな…」

ベッドに横たわりながら、点滴に繋がれたまま、
力なく笑う北山が目線だけでこちらを向いてそう言った


「いや…そんなことないから」


どうやら渉の話だと、北山の家で倒れるようにして眠っていた俺達を発見したマネが、俺達が荒く呼吸をして、さらに高熱があることに慌てて、病院へ運んでくれたらしい

そこで検査した結果二人仲良くインフルエンザ陽性で、念の為点滴と、
今日一日は入院することになったということを聞いた


『お前ら、明日退院しても自宅待機だからな!さっさと治せよ』


そう言った渉は、俺達が休まざるを得なくなってしまった仕事の穴埋めをするために、先程バタバタと帰ってしまった

その後は入れ代わり立ち代わりで、メンバーが完全マスク装備で様子を見に来てくれたけれど、
ニカに至っては

『藤北二人でインフルとか、シンメだからってそんなとこも揃えなくていいのにね』とおちょくりながら帰っていった

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設定タグ:キスマイ , 藤北 , 北山宏光藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:タレント
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ピンクピーチ(プロフ) - puuさん» お楽しみいただけて嬉しいです!同棲ネタ…イイデスネ(≧▽≦)どこかのお話で盛り込みたいなと思いました! (2020年3月12日 23時) (レス) id: f1b41ec3ce (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - 夢の国第3章ありがとうございます!ラブイチャ堪能させていただきましたvもう私の頭の中ではFさんが同棲を提案するシーンが流れております! (2020年3月12日 21時) (レス) id: b36113747c (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - 北山アマージョさん» お返事遅くなってしまいすみません。夢の国シリーズ好評で嬉しいです^^押されまくりみっくん、私の好物です♪できたら続きの続きも書いてみたいなぁと。 (2020年3月5日 22時) (レス) id: ef49e46d66 (このIDを非表示/違反報告)
北山アマージョ(プロフ) - 夢の国のお話の続き読みたいと思ってました!北山さん押されまくりで可愛すぎますね!! (2020年2月23日 23時) (レス) id: 1da5eb0478 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクピーチ(プロフ) - puuさん» puuさんありがとうございます!以前そうおっしゃっていただけて嬉しかったので、今回の短編集に組み込んでみました!続き、気にしてくださって嬉しいです^^またいづれ・・その後の二人がある、かも?! (2020年2月23日 12時) (レス) id: ef49e46d66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピンクピーチ | 作成日時:2020年2月11日 22時

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